Pulmonata : Strobilopsidae )From the Northern Region of Osaka
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The malaoologioalmalacological societysooiety of Japan VENUS (Jap. Jour. Maluc.)貝雑 − Vol、57, No ,1 (1998 }; 39 47 大 阪 府 北 部 で 採 集 さ れ た ナ ニ ワ ク チ ミ ゾ ガ イ (新 亜 種 ) 松 村 勲 ・湊 宏 ’ Eostrobieops % 毎)pon 乞o α γ eづko α e n . subsp . (Pulmonata : Strobilopsidae)from the Northern Region of Osaka , Japan Isao MATsuMuRA and Hiroshi MINATo − − 23 16・〆lsahigaoka,Kawachinagano ∫ノti,Osaka 586 − and 193 !>bka − , 0084 , , Sh’raha 〃 la c ノ!o , 丿 − − レレ 訊「の a 〃 la ken , 649 2333, ノbpan Abstract : Eostrobilo s nipponica reikoae n . subsp . ρ (Strobilopsidae), from Osaka , is described. E . n .reikoae differs from nominate subspecies , E . n . nip ρonica by its distribu− tional area , smaHer size , a stout shell and more darkish red −brown color . Eostrobilops , so far only known from Central Japan , is for the first time recorded to occur in Western Japan. Keywords : nipponica reikoae new Eostrobitops , subspecies ,hilly distriets,Osaka ク チ ミ ゾ ガ イ Strobilopsidac の 科 貝 類 は , わ が 国 で は 2 が さ れ て い る ク 属 2種 記録 が , チ ミ ゾ ガ イ属 EostrobilOPS の マ ツ シ マ ク チ ミ ゾ ガ イ . nipponica は E , 模 式 産 地 で あ る 標 高 約 1,000 m の 山形 県 白布 高湯 を 中心 に 東北 地 方 南 部か ら中 部地 方 に わ た る 5 県 約 10 ヵ 所 か ら記 録 さ れ て い る 比 い の , 較 的珍 し 小 型 陸 産 貝 類 で あ る (湊, 1982 )。 松 村 は 大 阪 府 の 陸産 貝 類 ・ 調査 で 同 府 北 部 の 丘 陵 地 か ら本 属 の 種 と み ら れ る を し と 種 採 集 湊 共 同 研 究 した 結 果 , こ の 大 阪 府 産 の 種 に 新 亜 種 名 を 提 唱 す る の が 適 と し た の 当 判 断 で , 以 下 に 報告 す る 。 な お , 西 日 本 で ク チ ミ ゾ ガ イ が の 属 Eostrobilops 確 認 さ れ た は 初め て で あ る 。 Family Strobilopsidae Hanna , 1922 ク チ ミ ゾ ガ イ科 Genus Eostrohik丿ps Pilsbry, 1927 ク チ ミ ゾ ガ イ属 Eostrobitops nipponica (Pilsbry,1908)マ ツ シ マ ク チ ミ ゾ ガ イ Eostrobilops nipponica reikoae 皿 . subsp . ナ ニ ワ ク チ ミ ゾ ガ イ 噺 亜 種 ・新 称 ) (Figs.1−6) 形 態 : 貝 殻 は 小 型 (殻 1.5 − 1.8 mrn 25 − い ー 高 , 殻径 2.8 mm ) で 堅 固 , 低 ド ム 形 状 の 螺 塔 で 底 面 は 膨 れ る 。 は 5 い い 螺 層 約 層 で 緻 密 に 巻 き , 縫合 は 深 。 体 層 の 周 縁 に は 鈍 角 を め ぐ ら す 。 臍 孔 は む しろ 狭 く開 き殻 の / に 径 1 5 相 当 し、深 くて 殻底 か ら胎 殻 を見 通 せ な い 。 は い 一 殻色 暗赤 褐 色 で 鈍 光 沢 が あ る 。 胎 殻 は 1.5 層 で 見 滑 らか で あ る が 、 100 倍 で 検 鏡 す 一 NII-ElectronicN 工 工 Eleotronio Library Service The malacologicalsocletyofmalacological society of Japan 40 VENUS: Vol. 57, No, 1 (1998) 'frfl Figs. 1-6.Eostrobilops nipponica reikoae n. subsp. t;V7fl Paratype No. 3 specimen by SEM micregraph, 1. Frontal yiew. Scale=5oo pam; 2. Frontal view of aperture. Scale =: 1oo prn; = 3. Basal view of aperture, Scale=100 ptm; 4. Dorsal view. Scale 500 pt m ; 5. Apical view of protoconch. Scale=3oo ptm. 6. Living animals. NII-Electronic Library Service The malaoologloalmalacological societysoolety of Japan Matsumura & Minato : Eost厂o わ’toρs nipponica 厂eikoae n . subsup . 41 Fig . び に は が る と, 表面 に は不 規 則 で 微 細 な 条 痕 が あ る ( 5)。 螺 層 部 及 体 層 縦 肋 あ り, 次体 い 層 と体 層 で は 強 く密 に 現 れ る が 殻底 で は や や 弱 。 殻 口 は 半 月 形 で 唇縁 は 赤 褐 色 に 彩 ら れ い 厚 く肥 厚 して よ く反 転 す る 。 殻 口 の 内 唇 は 顕 著 な 厚 体 層 滑 層 に 覆 わ れ る 。 殻 口 か ら体壁 へ の 板 と内 側 体 壁 板 の 2 本 の 板 が 並 行 し て 殻 内 走 る 。 体 壁板 は 体 層滑 層 外 端 部か ら急 速 に 高 さ を増 し 、そ の 先 端 部 は 直 立 せ ず僅 か に 捻 じれ る 。 内 側 体 壁 板 は や や 遅 れ て 始 ま り緩 や で る 。 と は 0.1mm で , 上 は 肥 し か に 高 さ を増 し, 先 端 部 は素 直 あ 両 体 壁 板 も 高 さ 約 縁 厚 始 い の 端 か ら し ば ら く は 滑 ら か で あ る が , 殻 奥 部 で 上 縁 部 が 鈍 連 珠 状 鋸 歯 と な る 。 殻 底 部 に の の は 3 個 殻 底 襞が あ る 。 こ れ ら は 臍 孔 と殻 口 を 結 ん だ 線 か ら右 回 りに 1!8 円か ら 1/3 円 扇 の 形 の 範 囲 内 に あ る が 個 体 に よ っ て 微 妙 に 異 な る 。 第 2 襞 が 最 も長 く, 第 1 襞 は 第 2 襞 112, の い 第 3 襞 は 1/4 長 さ で あ る 。 極 め て 短 くて 鋭 第 4 襞 が 第 3 襞 に 接 し て 現 れ る 個体 もあ る 。 の 腔 壁 襞 は 縫 合 に 近 い 位 置 に あ り, 第 3 殻 底 襞 と ほ ぼ 同 じ 位 置 か ら 始 ま る が , そ 長 さ は 個 体 に よ っ て か な り差 が あ る 。 ・ : 立 − ・ 〔〕 測定 殻 高 L6 , 殻 径 2.7 mm (模 式 標 本 国 科 学 博 物 館 所 UtNSMT M 71 76 ) ・ ・ NSMT −Mo 71077 殻高 1.6 mm , 殻 径 2.7 mm (副 模 式 標 本 No .1 国 槲 学博 物 館 所 蔵 ) ・ ・ 立 − NSMT −Mo 71078 殻高 L6 mm , 殻 径 2.7 (副 模 式 標 本 N 2 国 FF学博 物館 所 蔵 ) ・ 殻 高 1.6mm ,殻径 2 .7 mm (副模式標 本 No .3 国 立科 学博 物 館 所蔵 NSMT −Mo ・71079 ) ・ ・ ・ − 殻 高 1.6 mm , 殻 径 2.7 mm (副 模 式 標 本 No .4 松 村 勲 臓 No 146 1) ・ 殻 高 1.6mm ,殻径 2,7 mm (副 模式 標本 No .5 松村 勲 所蔵 No 146−2) ・ N α 6 No 殻 高 1.6mm , 殻径 2」 mm (副 模 式 標本 湊 宏 所 蔵 22750 ) ・ 殻 高 1.6mm ,殻径 2,7 mm (副 模式標本 No ,7 湊 宏所蔵 No 22751 ) の い 模式標 本 及 び 副 模式標 本 は 最 も川 現 頻 度 高 殻 型 か ら選 定 し た 。 ° ’ ° ’ 模 式産 地 :大 阪 府 高槻 市 丿く神 町 (34 51 N , 135 37 E , 標 高 80m の 丘 陵 ) 模 式 産 地 の 植 生 は , ヤ ブ ツ バ キ ク ラ ス 域 自然 植 生 〔Natural vegetati 。 n in Camellietea region ) ー − に 属す る シ イ カ ナ メ モ チ 群 集 (Photino Castanopsietum cuspidatae )で あ る が 二 次 林 と 思 わ れ ・ コ に る る ナ ラ (quercusserrat の ク ヌ ギ ((}. acuti ∬ ima )林 に 主 棲 息す 。 4rl 4 調 査 地 の 標 高 と 採 集 記 録 : 高 槻 市 天 神 町 (標 高 80m ,1997 年 1 月 , 松 村 採 集 個 12 ; 之 庄 体 : 同 年 1 月 15 口, 松村 14 個体 ; 同 年 4 月29 日 , 松 村 個 体 , 湊 33 個 体 ) 同 市 萩 : 〔〕 m 日 (標 高 15m . 同 年 4 月 12 凵 , 松 村 5 個 体) 同 市 奈 佐 原 (標 高 8 . 同 年 3 月30 , 松 村 50 m 1 個 体 ) ;同市 ⊥ 室 (標 高 60m . 同 年 3 月20 日 , 松 村 1 個 体 ) ;茨 木 市 太 田 (標 高 . 60m 日 個 ) ; 同市 同年 3 月20 日, 松 村 2 個体 ) ; 同 市 安威 (標 高 . 同 年 3 月20 , 松村 16 体 西 福井 (標 高 50m .同 年 3 月 8 冂,松 村 2 個 体 ) ;同 市中穂 積 (標 高 40 m .同 年 3 月 8H , ・ ; 豊 川 . 松 村 3 個 体 ) ; 同市 宿 久庄 (標 高 80 m .同年 3 月 8 日 , 松 村 6 個体 ) 同市 (標 高 60m [ 日 4 個 体 ) ;同 同年 3 月 8 日 , 松村 2 個 体 ) ;吹 田 市 1 1田 東 (標高 80m . 同年 2 月 1 , 松 村 80 m . 5 月 市垂 水 町 (標 高 30m . 同 年 Z 月 1 凵 , 松 村 8 個 体 ) ;箕 面 市 小 野 原 (標 高 同 年 5 日 ,松 村 12個 体 );同 市瀬 川 (標 高 50m . 同 年 5 月25 日 , 松村 23 個体 ) 分 布 ・生息 状況 : こ れ ま で の 調 査 で ,E . n . reikoae の 棲 息 地 は, 大 阪 府 を東 西 に 流 れ る 淀 ・ 11 川 以 北 の 地 域 で 東 西 約 18km 南 北約 7km の 帯 状 の 区 域 内 に 点在 す る (Fig.7)。 1997年 月 で し た で は 生 地 は 上 記 14 ヵ 所 に 限 られ て い る 。 現 在 , 府 下268 箇 所 調 査 結 果 , 息 の の て い て に は E .n .reikoae は 主 に , 標 高約 100 m 以 ド 丘陵 地 縁 辺 部 に 棲 息 し , 山地 部 見 られ な い が ,標 高 20m 程 度 の 平 野 部 で あ っ て も丘 陵 に 接 し て 古 くか ら植 生 が 保 全 さ れ て い の で の の 個 る 地 域 で は 棲 息 が 確 認 さ れ た 。 ほ と ん ど 生 息 地 で 老 成 貝 か ら幼 貝 ま 成 長 各段 階 こ た に る こ と が え る 。 式 産 地 の 高 槻 市 天 神 町 体 が 見 ら れ る とか ら , 安 定 し 繁 殖 状 況 あ 伺 模 の コ ・ク ヌ ギ の し た 良 は 北 摂 山 地 か ら続 く平 野 に せ りだ し た 標 高 80m 丘 陵 で , ナ ラ 林 南面 く陽 の 射 し 込む 斜 面 で あ っ た 。 林 内 は 比 較 的 乾 燥 し て い る が 落 葉 の 堆積 中 は 適 度 に 湿 っ て 一 NII-ElectronicN 工 工 Eleotronlo LibraryLlbrary Service The malaoologioalmalacological societysooiety of Japan 42 VENUS : Vo1 .57, No .1 (1998) 「 : : o ノ 国 曽 三 4 自 σ 蹐 雪 ° 40 耳 ’ 35° 00 H 彡 ll ; 11 曾o 「 ° J ムPAN 1i ・: 35 M : 噂 : 1 o − 3 尸1 . ・ 、 卿 騨 。 ‘ 灘 楠 「・ 唾 地 形 区 分 靉 欝 弱 ・’ o 山 地 笋ご o δ oo .肥.i .F ・ 塾 ・ 川 . 丘 陵 台 地 5 圃 a 噸 o 1 、諺 口 平 地 LI 畜 》 P 講 . ∫ 1oo ・ 口 背 纛 o 写顕 、 5 誤 壁 i ° ’ 34 『 30 N 」塑 麟 断 窪鰍 、、 」’ §’σ α 再囁 罫 縁 蔵 竜 興 飆 瞬 { , . 韈 lllI… 11 ゲリ物 11 1 鼎 」 、 1 . . 衙 Fig .7. Distribution of E. n . reikoae n . subsp . in Osaka. Solid and opcn circlcs indicatc positive and ncgative stations for E .n . reikoae n . subsp ., respectivcly . T .L . indicates type locality. 大 阪 府 に お け る ナ ニ ワ ク チ ミ ゾ ガ イの 分 布 ● : 確 認 地 Q ;非 確認 地 T ,L ,; 模 式産 地 い て , そ の 他 の 棲 息 地 も お お む ね こ の よ うな 林相 と環 境 に あ る 、 福 島県 t 股温 泉 に お け る 本 属 の 生 息 地 で は湿 度 が 高 か っ た が (例 え ば 湊 , 1966 等), 大 阪 府 の 棲 息 地 は よ り乾 燥 し た ヒ マ ゴ マ ・ヒ メ ベ コ 環 境 に あ っ た 。 E .n .reikoae と 同 所 的 に 棲 息 す る 陸 貝 は ダ リ キ ガ イ ッ ・ ・ マ マ マ ウ キ ビ ガ イ ク チ ガ リ イ イ等 , 20種 ほ どあ る 。 こ れ ま で 本 属 が 記 録 さ れ た の は 長 野 県 以 東 の 地 域 で あ る が , 環 境 庁 自然 保 護 局 (1993)と ・ い 今 泉 加 藤 (1987 ) に よ れ ば , 東 京 都 や 神 奈 川 県 で も本 属 が 確 認 さ れ て る 。 しか し な が ・ い の レ ベ ル で の は で っ た が 1987 の ら , 詳 細 な記 述 が な で 亜 種 比 較 き な か , 今泉 加 藤 ( ) の 報 告 し た Eostrobitops sp .の 死 殻 が 発 見 さ れ た場所 は , E .n .reikoae 生 息 地 と類 似 した 環境 一 NII-ElectronicN 工 工 Eleotronio Library Service The malaoologloalmalacological societysoolety of Japan Matsumura & Minato : Eost厂ob 〃ops nipponi ‘α 厂e’koae n , subsup . 43 に あ り地 形 も同 様 に 丘 陵 地 で あ る 。 こ れ ら 関 東地 方 で 報告 さ れ た 本 属 の 1 種 と共 に 大 阪 府 こ に 隣接 す る 府 県で 新 た な 生 息 地 が 確 認 さ れ る と考 え られ る と , さ ら に 中 国 地 方 や 東 海 地 い 方 に お け る 本 属 の 分 布 の 有 無 な ど , 今 後 の 興 味 深 課 題 で あ る 。 の た の 何れ に し て も大 阪 府北 部 に お け る E .n .reikoae 確 認 は , 分 布 地 が は る か に 離 れ 西 方 1 地 域 で あ る こ と と標 高 の 低 い 丘 陵 地 の 次 林 で あ る こ と で ,特 異 で あ る と 思 わ れ る 。 ・ の n nipponica の 比 較 :E .n .r 脈 o α d35 個 体 と Ill形 県 白布 高湯 産 基 亜 種 E .. 69 個 体 成 貝 を 計 べ は や で 測 し た 結果 を Table L に 示 す 。 本 亜 種 は 基亜 種 と比 て は る か に 小 型 で , 殻型 や 扁 平 2 こ の る こ と が い 。 な わ ち 大 阪 府 産 の E .n . reikoae は 殻 高 が あ り, れ ら 数 値 は重 な な す , る こ と は い 。 亜 の 大 き さ に 差 異 が mm を越 え る こ と は な く, また 殻 径 も 3mm を越 え な 両 種 ・ の い 一 っ あ る こ と を検 証 す る た め に ,Welch 方 法 を用 た t 検 定 に よ て ,殻 高 , 殻 径 , 殻 高 つ い 々 っ 殻径 比 の 平均 値 に て 検 定 を行 っ た 。 そ の 結 果 , 有 意水 準5% で , 各 に 有 意 な差 が あ ・ ・ で を さ せ 々 の 殻 高 殻 径 比 の 出現 回 数 を 標本 数 で 除 た 。 ま た , 殻 高 殻 径 比 殻 型 代 表 , 各 ・ した 値 を 出現 頻 度 と し て 分 布 図 を作 成 す る と Fig.8 の よ うな 分 布 傾 向 を 示 し た 。 殻 高 殻 〔〕 い の が に 径 比 が 0 .64 よ り大 き く .67 よ り小 さ 範 囲 を 区 分 点 と し て , 両 亜 種 分 布 範 囲 明 瞭 つ い る と え ら れ る 。 区 分 さ れ る こ とか ら, 殻 型 に て も両 亜 種 間 で 有 意 な 差 が あ 考 Table 1. Meas urcments of shell heighL and breadth (maxilnum , minimum . average and standard deviation)of E , n . nipPonica and E . n . reikoae n , subsp . ・ マ ツ シ マ ク チ ミ ゾ ガ イ と ナ ニ ワ ク チ ミ ゾ ガ イ の 殻 高 殻 径 の 計測 (最 大 値 ・最 小 値 ・平均 値 ・標 準偏 差 値 ) ニ E .n . nipponica 〔n = 69) E .n . reikOae (n 135) 殻 高 (H ) 殻 径 (B ) H !B 殻高 (H ) 殻 径 (B ) H !B 最 大 値 (Max .) 2.5 3.6 0.73 1.8 2 .8 0 .65 最 小 値 (Min .) 2.2 3.2 0.67 1.5 2,5 0.56 平 均 値 (Avg .) 2.3 3.4 0.69 1.6 2.7 O.a ) 標準偏差値 (S .D ,) 0 .079 0.10 O.013 0.073 0.078 0.0]7 い . は 螺 層 部及 び 体 層 の 縦 肋 は 基 亜 種 で は や や 弱 く殻 底 で は さ ら に 弱 。 生 殖 器 (Fig 9 ) 湊 ・ ・ − い ・ rm vg は よ (1975 ) の Text fig.1 に 類 似 して る 。 陰 茎 (ep ) 陰 茎 牽 引 筋 ( ) 膣 ( ) 盲管 (div) 一 い .c が ら に る こ と 陰茎 付 属 肢 ap が よ り丸 くな る く 致 し て る が , 交 尾 嚢 部 (b ) さ 細 くな , ( ) る の の 諸 と比 較 す こ と で 異 な る 。 こ れ ら の こ とか ら基 亜 種 と識 別 さ れ 。 朝 鮮 半 島 産 本 属 種 〜 の o ∫ρ ’ ク チ ミ ゾ ガ イ 殻 径 2.5 2.8 mm ] は 殻径 る と, 韓 国 済 州 島 産 且 勧 (Pilsbry,1908) [ い い こ で る こ と と は 色 で 殻 が 薄 い こ が ほ ぼ 等 し が 螺 塔 が 高 と , 縦 肋 が 微 細 あ ,殻 色 麦藁 質 い こ と で る 民 主 主 義 人 民 共和 国 ) と , 殻 口 が 肥 厚 す る が 彩 色 され な 等 異 な 。 北 朝 鮮 (朝鮮 ・ ・ セ ン 北 漢 山 南 山 ド岐 川 等 で 採 集 さ れ た E .coreana (roreana (Pilsbry,1927)チ ョ ウ ク チ ミ ゾ 〜 は や 型 で が や や 細 で あ る こ と 両 体 壁 板 が 体 層 滑 ガ イ [殻 径 2,2 2.3nmm ] や 小 , 縦 肋 微 , 層 外縁 に 届 か.