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ノーベル生理学・医学賞 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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ノーベル生理学・医学賞(ノーベルせいりがく・いがくしょう)はノーベル賞6部門のうちの1つ。「(動物)生理学及び医学の分野で 最も重要な発見を行なった」人に与えられる。選考はカロリンスカ研究所のノーベル賞委員会が行う。

歴代受賞者 [編集]

年度 受賞者名 国籍 受賞理由 エミール・アドルフ・フォン・ 血清療法の研究、特にジフテリアに対するものによって、 1901 ベーリング ドイツ帝国 医学の新しい分野を切り開き、生理学者の手に疾病や死 年 Emil Adolf von Behring に勝利しうる手段を提供したこと 1902 ロナルド・ロス マラリアの研究によってその感染経路を示し、疾病やそれ イギリス 年 に対抗する手段に関する研究の基礎を築いたこと 1903 ニールス・フィンセン 疾病の治療法への寄与、特に尋常性狼瘡への光線治療法 デンマーク 年 Niels Ryberg Finsen によって、医学の新しい領域を開拓したこと 1904 イワン・パブロフ 消化生理の研究により、その性質に関する知見を転換し ロシア連邦 年 Ivan Petrovich Pavlov 拡張したこと 1905 ロベルト・コッホ ドイツ帝国 結核に関する研究と発見 年 カミッロ・ゴルジ イタリア王国 1906 神経系の構造研究 年 サンティアゴ・ラモン・イ・カ ハール スペイン Santiago Ramon y Cajal シャルル・ルイ・アルフォンス・ 1907 ラヴラン フランス 疾病発生における原虫類の役割に関する研究 年 Charles Louis Alphonse Laveran パウル・エールリヒ ドイツ帝国 1908 免疫の研究 年 イリヤ・メチニコフ ロシア連邦 Ilya Ilyich Mechnikov 1909 エーミール・コッハー スイス 甲状腺の生理学、病理学および外科学的研究 年 1910 アルブレヒト・コッセル 核酸物質を含む、タンパク質に関する研究による細胞化学 ドイツ帝国 年 の知見への寄与 1911 アルヴァル・グルストランド スウェーデン 眼の屈折機能に関する研究 年 1912 アレクシス・カレル フランス 血管縫合および臓器の移植に関する研究 年 1913 シャルル・ロベール・リシェ フランス アナフィラキシーの研究 年 Charles Robert Richet 1914 ローベルト・バーラーニ オーストリア=ハンガリー 内耳系の生理学および病理学に関する研究 年 Robert Bárány 帝国 1915 受賞者なし 年 1916 受賞者なし 年 1917 受賞者なし 年 1918 受賞者なし 年 1919 ジュール・ボルデ ベルギー 免疫に関する諸発見 年 アウグスト・クローグ 1920 Schack August Steenberg デンマーク 毛細血管運動に関する調整機構の発見 年 Krogh 1921 受賞者なし 年 アーチボルド・ヒル イギリス 筋肉中の熱生成に関する発見 1922 Archibald Vivian Hill 年 オットー・マイヤーホフ ドイツ 筋肉における乳酸生成と酸素消費の固定的関連の発見 Otto Fritz Meyerhof フレデリック・バンティング カナダ Frederick Grant Banting 1923 インシュリンの発見 年 ジョン・ジェームズ・リチャー ド・マクラウド イギリス John James Richard Macleod 1924 ウィレム・アイントホーフェン オランダ 心電図の発見 年 1925 受賞者なし 年 ヨハネス・フィビゲル 1926 Johannes Andreas Grib デンマーク スピロプテラ・カルシノーマの発見 年 Fibiger ユリウス・ワーグナー=ヤウレッ 1927 ク オーストリア 麻痺性痴呆に対するマラリア接種の治療効果の発見 年 Julius Wagner von Jauregg シャルル・ジュール・アンリ・ニ 1928 コル フランス チフスに関する研究 年 Charles Jules Henri Nicolle クリスティアーン・エイクマン オランダ 抗神経炎ビタミンの発見 1929 年 フレデリック・ホプキンズ イギリス 成長促進ビタミンの発見 Frederick Gowland Hopkins 1930 カール・ラントシュタイナー オーストリア ヒトの血液型の発見 年 1931 オットー・ワールブルク ドイツ 呼吸酵素の特性および作用機構の発見 年 チャールズ・シェリントン イギリス 1932 Charles Scott Sherrington 神経細胞の機能に関する発見 年 エドガー・エイドリアン イギリス Edgar Douglas Adrian 1933 トーマス・ハント・モーガン アメリカ合衆国 遺伝における染色体の役割に関する発見 年 ジョージ・H・ウィップル アメリカ合衆国 George Hoyt Whipple ジョージ・リチャーズ・マイノッ 1934 ト アメリカ合衆国 貧血に対する肝臓療法に関する発見 年 George Richards Minot ウィリアム・P・マーフィ アメリカ合衆国 William Parry Murphy 1935 ハンス・シュペーマン ドイツ 胚の発生における誘導作用の発見 年 ヘンリー・ハレット・デール イギリス 1936 神経刺激の化学的伝達に関する発見 年 オットー・レーヴィ アメリカ合衆国( ド イツ オーストリア出身) アルベルト・セント=ジェルジ 1937 生物学的燃焼過程、特にビタミンCおよびフマル酸の触媒 Albert von Szent-Györgyi ハンガリー 年 作用に関する発見 Nagyrapolt コルネイユ・ハイマンス 1938 Corneille Jean François ベルギー 呼吸調節における静脈洞と大動脈機構の役割の発見 年 Heymans 1939 ゲルハルト・ドーマク ドイツ プロントジルの抗菌効果の発見 年 1940 受賞者なし 年 1941 受賞者なし 年 1942 受賞者なし 年 カール・ピーター・ヘンリク・ダ ム デンマーク ビタミンKの発見 1943 Henrik Carl Peter Dam 年 エドワード・アダルバート・ドイ ジー アメリカ合衆国 ビタミンKの化学的性質の発見 Edward Adelbert Doisy ジョセフ・アーランガー アメリカ合衆国 1944 年 ハーバート・ガッサー アメリカ合衆国 個々の神経繊維の高度に分化された機能に関する諸発見 アレクサンダー・フレミング イギリス 1945 エルンスト・ボリス・チェーン ペニシリンの発見、および種々の伝染病に対するその治療 イギリス 年 Ernst Boris Chain 効果の発見 ハワード・フローリー オーストラリア Howard Walter Florey 1946 ハーマン・J・マラー アメリカ合衆国 X線照射による突然変異体発生の発見 年 カール・コリ アメリカ合衆国( チェ Carl Ferdinand Cori コ出身) グリコーゲンの触媒的分解経路の発見 1947 ゲルティー・コリ アメリカ合衆国( チェ 年 Gerty Theresa Cori コ出身) バーナード・ウッセイ アルゼンチン 脳下垂体前葉ホルモンの糖代謝における役割の発見 Bernardo Alberto Houssay 1948 パウル・ヘルマン・ミュラー 多数の節足動物に対するDDTの接触毒としての強力な作 スイス 年 Paul Hermann Müller 用の発見 ヴァルター・ルドルフ・ヘス スイス 内臓の活動を統合する間脳の機能組織の発見 1949 年 アントニオ・エガス・モニス ある種の精神病に対する前額部大脳神経切断の治癒的価 ポルトガル Egas Moniz 値の発見 エドワード・カルビン・ケンダル アメリカ合衆国 Edward Calvin Kendall タデウシュ・ライヒスタイン スイス( ポーランド出 1950 諸種の副腎皮質ホルモンの発見およびその構造と生物学 Tadeus Reichstein 年 身) 的作用の発見 フィリップ・ショウォルター・ヘ ンチ アメリカ合衆国 1951 マックス・タイラー 南アフリカ連邦 黄熱およびその治療法に関する発見 年 Max Theiler 1952 セルマン・ワクスマン アメリカ合衆国( ウク 結核に有効な初の抗生物質であるストレプトマイシンの発 年 ライナ出身) 見 ハンス・クレブス イギリス( ドイツ出 クエン酸回路の発見 Hans Adolf Krebs 身) 1953 フリッツ・アルベルト・リップマ 年 アメリカ合衆国( ドイ ン コエンザイムAおよびその中間代謝における重要性の発見 ツ出身) Fritz Albert Lipmann ジョン・フランクリン・エンダー ス アメリカ合衆国 1954 種々の組織培地におけるポリオウィルスの生育能の発見 年 トーマス・ハックル・ウェーラー アメリカ合衆国 Thomas Huckle Weller フレデリック・チャップマン・ロ ビンス アメリカ合衆国 Frederick Chapman Robbins 1955 ヒューゴ・テオレル スウェーデン 酸化酵素の性質及び作用機序の発見 年 アンドレ・フレデリック・クルナ アメリカ合衆国 ン André Frédéric Cournand 1956 ディキソン・W・リチャーズ 心臓カテーテル法、及び循環器系に生ずる病理学上の変化 アメリカ合衆国 年 Dickinson W. Richards に関する発見 ヴェルナー・フォルスマン ドイツ 1957 ダニエル・ボベット イタリア( スイス出 ある種の体内物質の作用を阻害する合成化合物、特に血 年 身) 管系及び骨格筋に関するものの発見 ジョージ・ウェルズ・ビードル アメリカ合衆国 George Wells Beadle 遺伝子が厳密に化学過程の調節によって働くことの発見 1958 エドワード・ローリー・タータム アメリカ合衆国 年 Edward Lawrie Tatum ジョシュア・レダーバーグ アメリカ合衆国 遺伝子組換えおよび細菌の遺伝物質に関する発見 セベロ・オチョア アメリカ合衆国( スペ 1959 de Albornoz イン出身) リボ核酸およびデオキシリボ核酸の生合成機構の発見 年 アーサー・コーンバーグ アメリカ合衆国 フランク・マクファーレン・バー ネット オーストラリア 1960 Frank 後天的免疫寛容の発見 年 イギリス( ブラジル ピーター・メダワー 出身、両親は レバノンと イギリス) 1961 ゲオルク・フォン・ベーケーシ アメリカ合衆国( ハ 内耳蝸牛における刺激の物理的機構の発見 年 Georg von Békésy ンガリー出身) ジェームズ・ワトソン アメリカ合衆国 James Dewey Watson フランシス・クリック 1962 イギリス 核酸の分子構造および生体の情報伝達におけるその重要性 Francis Harry Compton Crick 年 の発見 モーリス・ウィルキンス イギリス/ ニュージー Maurice Hugh Frederick ランド Wilkins ジョン・カリュー・エクレス オーストラリア John Carew Eccles アラン・ロイド・ホジキン 1963 イギリス 神経細胞膜の末梢および中枢部における興奮と抑制に関す Alan Lloyd Hodgkin 年 るイオン機構の発見 アンドリュー・フィールディン グ・ハクスリー イギリス コンラート・ブロッホ アメリカ合衆国( ド 1964 Konrad Emil Bloch イツ出身) コレステロールおよび脂肪酸代謝の機構と調節に関する発 年 フェオドル・リュネン 見 ドイツ Feodor Felix Konrad Lynen フランソワ・ジャコブ フランス François Jacob 1965 アンドレ・ルウォフ フランス 酵素およびウイルス合成の遺伝的制御に関する発見 年 Andre Michael Lwoff ジャック・モノー フランス 1966 ペイトン・ラウス アメリカ合衆国 発癌性ウイルスの発見 年 Peyton Rous チャールズ・ブレントン・ハギン アメリカ合衆国( カ ズ 前立腺がんのホルモン療法に関する発見 ナダ出身) Charles B. Huggins ラグナー・グラニト スウェーデン( フィ ンランド出身) ハルダン・ケファー・ハートライ 1967 ン アメリカ合衆国 視覚の化学的、生理学的基礎過程に関する発見 年 Haldan Keff er Hartline ジョージ・ワルド アメリカ合衆国 ロバート・W・ホリー アメリカ合衆国 Robert W. Holley アメリカ合衆国( イ 1968 ハー・ゴビンド・コラナ ンド(現 パキスタン)出 遺伝暗号とそのタンパク質合成における機能の解明 年 身) マーシャル・ニーレンバーグ アメリカ合衆国 Marshall Warren Nirenberg マックス・デルブリュック アメリカ合衆国( ド Max Delbrück イツ出身) アルフレッド・ハーシー 1969 アメリカ合衆国 ウイルスの複製機構と遺伝的構造に関する発見 年 サルバドール・エドワード・ルリ アメリカ合衆国( イ ア タリア出身) ベルンハルト・カッツ イギリス( ドイツ出 身) ウルフ・スファンテ・フォン・オ 1970 神経末梢部における液性伝達物質、およびその貯蔵、解 イラー スウェーデン 年 離、不活化の機構に関する発見 ジュリアス・アクセルロッド アメリカ合衆国 1971 エール・サザランド アメリカ合衆国 ホルモンの作用機作に関する発見 年 Earl Wilbur Sutherland Jr. ジェラルド・モーリス・エデルマ ン アメリカ合衆国 1972 抗体の化学構造に関する発見 年 ロドニー・ロバート・ポーター イギリス コンラート・ローレンツ オーストリア 1973 カール・フォン・フリッシュ ドイツ( オーストリ 個体的および社会的行動様式の組織化と誘発に関する発 年 ア出身) 見 ニコ・ティンバーゲン イギリス( オランダ 出身) アルベルト・クラウデ ベルギー 1974 クリスチャン・ド・デューブ ベルギー( イギリス 細胞の構造的機能的組織に関する発見 年 出身) ジョージ・エミール・パラーデ アメリカ合衆国( ルーマニア出身) レナト・ドゥルベッコ アメリカ合衆国( イ タリア出身) 1975 ハワード・マーティン・テミン 腫瘍ウイルスと細胞内の遺伝物質との相互作用に関する発 アメリカ合衆国 年 見 デビッド・ボルティモア アメリカ合衆国 David 1976 バルチ・ブランバーグ アメリカ合衆国 感染症の起源および伝播の新たな機構に関する発見 年 Baruch S. Blumberg ダニエル・カールトン・ガジュ セック アメリカ合衆国 ロジェ・ギルマン アメリカ合衆国( フ ランス出身) 脳のペプチドホルモン生産に関する発見 1977 アンドリュー・シャリー アメリカ合衆国( 年 ポーランド出身) ロサリン・ヤロー アメリカ合衆国 ペプチドホルモンのラジオイムノアッセイ法の開発 ダニエル・ネーサンズ アメリカ合衆国 1978 ハミルトン・スミス アメリカ合衆国 制限酵素の発見と分子遺伝学への応用 年 Hamilton O. Smith ヴェルナー・アーバー スイス ゴッドフリー・ハウンズフィール ド イギリス 1979 Godfrey Hounsfi eld コンピュータ断層撮影の開発 年 アラン・コーマック アメリカ合衆国( 南 Allan McLeod Cormack アフリカ共和国出身) バルフ・ベナセラフ アメリカ合衆国 1980 ジャン・ドーセ 細胞表面において免疫反応を調節する、遺伝的に決定され フランス 年 た構造に関する発見 ジョージ・スネル アメリカ合衆国 George Snell ロジャー・スペリー アメリカ合衆国 大脳半球の機能分化に関する発見 1981 デイヴィッド・ヒューベル アメリカ合衆国( カ 年 David H. Hubel ナダ出身) 視覚系における情報処理に関する発見 トルステン・ウィーセル スウェーデン スネ・ベリストローム スウェーデン Sune Bergström 1982 ベンクト・サミュエルソン プロスタグランジンおよびそれに関わる生物学的活性物 スウェーデン 年 Bengt I. Samuelsson 質の発見 ジョン・ベーン イギリス John Robert Vane 1983 バーバラ・マクリントック アメリカ合衆国 可動遺伝因子の発見 年 Barbara McClintock ニールス・イェルネ デンマーク( イギリ ス出身) 1984 ジョルジュ・J・F・ケーラー 免疫系の発達と制御における選択性に関する諸理論、およ ドイツ 年 Georges J. F. Köhler びモノクローナル抗体の作成原理の発見 セーサル・ミルスタイン アルゼンチン/ イギリ César Milstein ス マイケル・ブラウン アメリカ合衆国 1985 Michael S. Brown コレステロール代謝の調節に関する発見 年 ヨセフ・ゴールドスタイン アメリカ合衆国 Joseph L. Goldstein リータ・レーヴィ=モンタルチー イタリア/ アメリカ合 ニ 1986 衆国 Rita Levi-Montalcini 成長因子の発見 年 スタンリー・コーエン アメリカ合衆国 Stanley Cohen 1987 利根川進 日本 抗体の多様性に関する遺伝的原理の発見 年 1988 ジェームス・ブラック イギリス 薬物療法における重要な原理の発見 年 James W. Black ガートルード・エリオン アメリカ合衆国 Gertrude B. Elion ジョージ・ヒッチングス アメリカ合衆国 George H. Hitchings J・マイケル・ビショップ アメリカ合衆国 1989 J. Michael Bishop ガン遺伝子のレトロウイルスが細胞起源であることの発見 年 ハロルド・ヴァーマス アメリカ合衆国 Harold E. Varmus ヨセフ・マレー アメリカ合衆国 1990 Joseph E. Murray ヒトの疾患治療における臓器および細胞移植に関する発見 年 エドワード・ドナル・トーマス アメリカ合衆国 E. Donnall Thomas エルヴィン・ネーアー ドイツ 1991 細胞における単独のイオンチャネルの機能に関する発見 年 ベルト・ザクマン ドイツ エドモンド・フィッシャー スイス、 アメリカ合衆 1992 Edmond H. Fischer 国 生体制御機構としての可逆的タンパク質リン酸化の発見 年 エドヴィン・クレープス アメリカ合衆国 Edwin G. Krebs リチャード・ロバーツ イギリス 1993 Richard J. Roberts 分断された遺伝子の発見 年 フィリップ・シャープ アメリカ合衆国 Phillip A. Sharp アルフレッド・ギルマン アメリカ合衆国 1994 Alfred G. Gilman Gタンパク質およびそれらの細胞内情報伝達における役割 年 マーティン・ロッドベル の発見 アメリカ合衆国 エドワード・ルイス アメリカ合衆国 Edward B. Lewis クリスティアーネ・ニュスライ 1995 ン=フォルハルト ドイツ 初期胚発生における遺伝的制御に関する発見 年 Christiane Nüsslein-Volhard エリック・ヴィーシャウス アメリカ合衆国 Eric F. Wieschaus ピーター・ドハーティー オーストラリア 1996 Peter C. Doherty 細胞性免疫防御の特異性に関する研究 年 ロルフ・ツィンカーナーゲル スイス Rolf M. Zinkernagel 1997 スタンリー・B・プルシナー アメリカ合衆国 プリオン - 感染症の新たな生物学的原理 - の発見 年 Stanley B. Prusiner ロバート・ファーチゴット アメリカ合衆国 Robert F. Furchgott 1998 ルイ・イグナロ 循環器系における情報伝達物質としての一酸化窒素に関す アメリカ合衆国 年 Louis J. Ignarro る発見 フェリド・ムラド アメリカ合衆国 1999 ギュンター・ブローベル タンパク質が細胞内での輸送と局在化を司る信号を内在し アメリカ合衆国 年 Günter Blobel ていることの発見 アービド・カールソン スウェーデン 2000 ポール・グリーンガード アメリカ合衆国 神経系における情報伝達に関する発見 年 エリック・カンデル アメリカ合衆国 Eric R. Kandel リーランド・ハートウェル アメリカ合衆国 2001 Leland H. Hartwell 細胞周期における主要な制御因子の発見 年 ティム・ハント イギリス ポール・ナース イギリス Paul M. Nurse シドニー・ブレナー イギリス 2002 ロバート・ホロビッツ アメリカ合衆国 「器官発生とプログラム細胞死の遺伝制御」に関する発見 年 H. Robert Horvitz ジョン・サルストン イギリス John E. Sulston ポール・ラウターバー アメリカ合衆国 2003 核磁気共鳴画像法に関する発見 年 ピーター・マンスフィールド イギリス Peter Mansfi eld リチャード・アクセル アメリカ合衆国 2004 におい受容体および嗅覚系組織の発見 年 リンダ・バック アメリカ合衆国 Linda B. Buck バリー・マーシャル オーストラリア 2005 ヘリコバクター・ピロリ菌およびその胃炎や胃かいように 年 ロビン・ウォレン おける役割の発見 オーストラリア アンドリュー・ファイアー アメリカ合衆国 2006 RNA干渉-二重鎖RNAによる遺伝子サイレンシング-の発 年 クレイグ・メロー 見 アメリカ合衆国 マリオ・カペッキ アメリカ合衆国 2007 マーティン・エヴァンズ 胚性幹細胞を用いての、マウスへの特異的な遺伝子改変の イギリス 年 導入のための諸発見 オリヴァー・スミティーズ アメリカ合衆国 ハラルド・ツア・ハウゼン ドイツ 子宮頸癌を引き起こすヒトパピローマウイルスの発見 2008 フランソワーズ・バレ=シヌシ フランス 年 Françoise Barré-Sinoussi ヒト免疫不全ウイルスの発見 リュック・モンタニエ フランス エリザベス・H・ブラックバーン アメリカ合衆国( Elizabeth H. Blackburn オーストラリア出身) 2009 キャロル・W・グライダー テロメアとテロメラーゼ酵素が染色体を保護する機序の アメリカ合衆国 年 Carol W. Greider 発見 ジャック・W・ショスタク アメリカ合衆国( イ Jack W. Szostak ギリス出身)

関連項目 [編集]

コッホ賞 ウィキメディア・コモンズには、 ラスカー賞 ノーベル生理学・医学賞受賞者に ガードナー国際賞 関連するカテゴリがあります。 ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞 ウルフ賞医学部門 クラフォード賞 慶應医学賞

外部リンク [編集]

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