KISHIDAIA, No.111, Aug

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KISHIDAIA, No.111, Aug KISHIDAIA Bulletin of Tokyo Spider Study Group No.111,Aug. 2017 ─ 目 次 ─ 新海 明:こしき糸は足場糸になる …………………………………………….. 1 初芝伸吾・石井智陽・寺内優美子・池田博明:ウズグモの餌種 ................. 6 泉 宏子:ムツメカレハグモの観察 ………………………………………........ 10 腰高直樹:蓑虫による円網食い行動について …….................................... 13 安田明雄:立春を迎えた 3 頭のジョロウグモ(横浜市金沢区での記録) ..... 16 鈴木佑弥:オガタモリヒメグモの網構造と捕食行動について ……………….. 19 藤野義人:京都市上京区御霊神社に生息しているヒトエグモ ……………….. 24 DRAGLINES 鈴木佑弥:ムナボシヒメグモを捕食したテングヌカグモ雌 ...................... 32 鈴木佑弥:イエユウレイグモによるクモ食の記録 …………………………... 32 鈴木佑弥:茨城県つくば市で採集されたクモ ......................................... 34 鈴木佑弥:桜川市真壁町およびつくば市神郡にて採集されたクモ ……...... 36 市川武明:上野原市新田で採集したクモ …………………………................ 38 五十嵐 悟・細井俊宏・水澤玲子・馬場友希: 福島市でツシマトリノフンダマシを発見 …………... 39 平松毅久:ヨコヅナサシガメによるギンメッキゴミグモ卵嚢からの吸汁 ... 40 平松毅久:ジョロウグモの卵嚢で越冬していたクロマルイソウロウグモ幼体 …………………………………………………………................... 41 馬場友希・中島 淳:福岡県北九州市白島(男島)のクモ ....................... 43 馬場友希・片山直樹:沖縄島における水田・休耕田のクモ ………………….. 46 菅波洋平:白神山地 (秋田県 )の土壌から採集されたクモ類 …………………… 51 谷川明男・宮下 直:佐渡島のクモ類採集記録 ……………………………….. 55 池田博明:東京蜘蛛談話会 2016 年度観察採集会報告 町田市芹ケ谷公園のクモ ………………………………………….. 74 KISHIDAIA, No.111, Aug. 2017 こしき糸は足場糸になる 新 海 明 Kishidaia108 号にスズミグモの粘らない横糸について「足場糸説」と「こしき糸説」 があることを述べたことがあった(新海 2016 ). クモの網の研究を活発に開始した 1980 年代の初めの私の興味は,ジョロウグモの網 に残された五線譜状の足場糸の存在についてであった.ジョロウグモのいわゆる足場糸 は,普通の円網の足場糸と同じものなのか.だとしたのならば,なぜ横糸作成後も取り 去られずに残されたままなのか.残された足場糸にはどのような役割があるのか.スズ ミグモの粘らない横糸との関連性は …などなどの疑問である. その当時の野帳を見直したところ,足場糸とこしき糸に関する観察記録がかなり残さ れていた.改めて見直すと,こしき糸と足場糸の関係を探る資料になるものがあること が分かった. ここでは,この古いデータを基にして,「橋糸はワク糸にならない」(新海 2015 ) という報告をもじり,「こしき糸は足場糸になる」というテーマでこしき糸と足場糸の 関係について考察してみたい. 方 法 調査は,1982 年( 23 例) 1986 年( 3 例) 1987 年( 8 例)に東京都八王子市にあ る八王子城跡と千葉県天津小湊町(現,鴨川市)にある東京大学千葉演習林および沖縄 県中頭郡中城村にある中城城跡において行った. 造網初期のクモを見かけたら,その種名と幼・成を区別した.しかし記録していなか ったものも多くそれらは不明とした.そして,こしき糸と足場糸が,以下に述べる 2 つ のタイプのうちのどちらのタイプで張られたのかを記録した.すなわち,タイプ A は こしき糸と足場糸が不連続となって見えるもので(図 1A),タイプ B はこしき糸と足 場糸が連続して張られているものである(図 1B). 結果と考察 1982 年・ 1986 年・ 1987 年に調査したクモの種類,日時,場所をタイプ A および B に分けてまとめたものを表 1 に示す. 1 A B 図 1.こしき糸と足場糸の2つのタイプ. A はこしき糸と足場糸が不連続で, B は両者が連続している . 表 1.こしき糸と足場糸の 2 つのタイプ . タイプ A はこしき糸と足場糸が不連続で,タイプ B は両者が連続している . タイプ A(不連続) サツマノミダマシ 幼 2 東京都八王子市八王子城跡 1982.6.12. ワキグロサツマノミダマシ 不明 3 八王子市八王子城跡 1982.8.11. トガリオニグモ 亜♀ 1 東京都八王子市八王子城跡 1982.8.7. トガリオニグモ 不明 1 東京都八王子市八王子城跡 1982.8.11. アシナガグモの一種 幼 1 千葉県天津小湊町(東大千葉演習林)本沢林道 1982.4.18. シロカネグモの一種 幼 1 千葉県天津小湊町(東大千葉演習林)本沢林道 1982.4.18. シロカネグモの一種 幼 8 千葉県天津小湊町(東大千葉演習林)本沢林道 1987.2.22. タニマノドヨウグモ 不明 1 東京都八王子市八王子城跡 1982.5.29. キララシロカネグモ 不明 1 東京都八王子市八王子城跡 1982.7.31. キララシロカネグモ 幼 1 東京都八王子市八王子城跡 1986.6.21. キンヨウグモ 不明 1 東京都八王子市八王子城跡 1982.7.31. 合計 21 例 タイプ B(連続) ヤマオニグモ 不明 1 東京都八王子市八王子城跡 1982.5.29. ヤマオニグモ 不明 1 東京都八王子市八王子城跡 1982.8.7. ヤマオニグモ 不明 1 東京都八王子市八王子城跡 1982.8.11. サツマノミダマシ 幼 1 東京都八王子市八王子城跡 1982.6.12. サツマノミダマシ 不明 1 千葉県君津市(東大千葉演習林)猪の川林道 1982.8.28. ワキグロサツマノミダマシ 不明 1 東京都八王子市八王子城跡 1982.8.11 2 コゲチャオニグモ 不明 1 千葉県君津市(東大千葉演習林)猪の川林道 1982.8.28. ギンナガゴミグモ 幼 1 東京都八王子市八王子城跡 1986.7.5. チブサトトゲグモ 不明 1 沖縄県中城村中城城跡 1982.7.18. ヌサオニグモ 亜♀ 1 東京都八王子市八王子城跡 1982.7.23. ヌサオニグモ ♀1 東京都八王子市八王子城跡 1982.8.7. カラフトオニグモ 幼 1 千葉県天津小湊町(東大千葉演習林)清澄山 1986.11.23. チュウガタコガネグモ 不明 1 東京都八王子市八王子城跡 1982.8.11. 合計 13 例 この表を見ると,タイプ A(不連続)にはトガリオニグモを除き,アシナガグモ類が 多く含まれ,タイプ B(連続)はオニグモ類が多いことがわかる.これらのデータには 示されていないが,私はこの他にゴミグモ類・コガネグモ類・ウズグモ類・ジョロウグ モなどがタイプ B(連続)であることを確認している.タイプ B がより広範な種類で 見られるようだ. さらに,サツマノミダマシやワキグロサツマノミダマシでは A と B の両方のタイプ があったことも興味深い.ともに観察例が少なく断定的なことは述べられないが,後述 する考察のひとつの証拠になる可能性がある. ⅰ)こしき糸は足場糸になる タイプ A と B は,その構造を見れば誰でも明確に区別できる(図 1).すなわち, タイプ A はこしき糸と足場糸の境目にギャップがあり,タイプ B にはそこにギャップ はない.しかし,その造網過程を比較するとギャップは A・B 共にないのである. どういうことか,タイプBの造網過程はここで詳述する必要はないだろう.こしき糸 は外側に行くに従い連続しながら 間隔が次第に広がるだけである.一 方,タイプ A は図 1A に示したよう に見た目の明瞭なギャップが,こし Q き糸と足場糸の間に存在する.とこ P ろが,見た目上のギャップはその造 網過程を観察するとなくなってし まうのである(図 2). 詳述しよう.クモは,円網の中心 部のこしきから縦糸を 1 本ずつた どりながら円周を描くように移動 し,こしき糸を張り始める.3~5 周 すると,その「こしき糸」の終点(図 図 2.こしき糸と足場糸は不連続だが糸は PQ で 2-P 点)から,同じ縦糸を外側に つながっている.説明は本文を参照. 3 少しずらし,そこに「足場糸」の起点となる糸を付着するのだ(図 2-Q 点).そして, ここからさらに外側へ足場糸を張っていくのである. つまり,PQ 間には縦糸と重なるようにもう 1 本の糸が引かれ,こしき糸と足場糸は この糸によってつながっているわけである. すなわち,タイプ A は網の構造上ではこしき糸と足場糸の境目(ギャップ)が明瞭に 認められるのだが,造網過程を観察するとこしき糸と足場糸は連続して張られているこ とが分かる.こしき糸の終点 P と足場糸の起点 Q は必ず同一の縦糸上に存在しており, 異なる縦糸にずれて付着されることはない.また,造網時にわずかに立ち止まることは あるが時間的な中断はたいしたものではない.クモはこしき糸を P 点で張り終えると, 縦糸上を外側に移動して糸疣を Q 点に付着し,そこから足場糸を連続して取り付け始 めるのである. ⅱ)こしき糸と足場糸に違いはない 私は,スズミグモの粘らない横糸をめぐる問題でこしき糸と足場糸について考察した ことがあった(新海 2016 ).少し長くなるが以下に引用する. 「こしき糸と足場糸はそもそも別物ではなく,本来同じ種類の糸に由来するのではな いかと考えている.おそらく,同じ糸疣から引き出されたまったく同じ種類の糸であろ う. それがなぜ,こしき糸と足場糸に区別されるのか.それは,完成後の網の構造上の区 分からだろう.足場糸は普通円網では横糸を張る際に切り取られていき,完成後の円網 には残されない.だからこそ,ジョロウグモの完成後の円網に足場糸が残されているこ とが不思議なのである.スズミグモでは,こしき糸から同じ操作で張られた足場糸の作 成後に円網作成が終了してしまう.そこで,この粘性のないヨコ糸の正体は『何なんだ』 というわけだ. 普通円網の構造上あるいは作成過程から区別された『こしき糸』と『足場糸』は,本 来は中心からワク部に張られる『粘性のないヨコ糸』でしかなく,この糸をスズミグモ は普通円網より稠密に張ったもので,ジョロウグモはスズミグモよりもその糸を粗く張 り,そこに横糸を付加したもの.さらに,普通円網では粘性のある横糸を張るときに, その糸を取り外していったのだ …と考えるだけでよいではないか」 これが,こしき糸と足場糸についての現在の私の見解である. 本報告でも,サツマノミダマシとワキグロサツマノミダマシで A と B の両方のタイ プの張り方が混在していたことも,この見解を支持する証拠の一つと考えている.同一 の種類が A と B 両方の張り方をすることは,こしき糸と足場糸が本質的に異なるもの でなく,こしき糸から足場糸へ移行する際に見られるギャップは,おそらく円網作成す る上で必要なこしき(あるいは足場)糸が,造網上あるいは網構造上で,現在のところ は十分には解明されていない何らかの理由で必要に迫られ,その使い方を変えただけの ものであり,結果として円網(こしき糸や足場糸)のバリエーションが多様なものにな 4 っていったのではないかと想像している. 引用文献 新海明 2015 .橋糸はワク糸にならない.Kishidaia ,107:9-11. 新海明 2016 .中平清先生遺稿「土佐のクモ」(2)スズミグモのヨコ糸は足場糸かこし き糸か.Kishidaia ,108:9-15. 5 KISHIDAIA, No.111, Aug. 2017 ウズグモの餌種 初芝伸吾・石井智陽・寺内優美子・池田博明 要 約 カタハリウズグモの野外における餌種を調査しました. 5 例のうち 4 例は小形のハ エで, 1 例は小形甲虫のキクイムシの一種でした. はじめに クモの餌となる昆虫の種類はクモの捕獲特性によって異なることが知られています. スイスのナイフェラーはクモの科ごとに捕獲した昆虫の科の目録を報告していました (Nyffeler 1999 ;池田 2015 に紹介).しかし,ナイフェラーの報告はウズグモ科の クモの餌となる昆虫目録を欠いていました. ウズグモ類は毒腺を欠き,捕獲昆虫の動きを抑止するのにラッピングのみを用いる捕 獲特性を持ちます( Lubin 1986 ). このような捕獲特性からフェーリクスは『 Biology of Spiders 』第 3 版の「餌捕獲 Prey Capture 」の節において,「毒液なしでの餌捕獲 Prey Capture without Venom 」 という項目を新設し,以下のようなウズグモ類の餌捕獲特性を記述していました (Foelix 2011 ). ・獲物に対しては 1 時間以上もかける,糸の長さは 100 m以上にもなる徹底的なラッ ピングを行う( Lubin 1986, Opell 1988 ). ・しっかりしたラッピングによって強い張力が生み出されている.ラッピングが餌の体 の軟部を圧縮し,四肢を折り曲げて破壊し,効果的に獲物を窒息させる.しめあげら れて死ぬ餌もあるほどだ( Eberhard et al. 2006 ). 消化酵素はたぶん脚や関節の膜が壊れたところから入るのだろう.驚いたことに糸 タンパク質は中腸の吐き戻しの消化酵素によって破壊されていない.ラッピングの糸 は二種類から成っているようだ.細い糸は消化されリサイクルされるが,太い糸は消 化液に抵抗性がある( Weng et al. 2006 ). このような捕獲特性から,私たちは野外のウズグモ類の餌となる昆虫は特定の昆虫類 に偏っているのではないかと予想しました. 先行記録を調べてみますと,ルービンの観察では,ニューギニアの円網ウズグモの一 種 Lubinella morobensis の捕獲行動で観察された餌は, 5 匹のショウジョウバエと 3 6 匹のイエバエ, 2 匹のアリ( Anopolepis 属と未同定の一種)と,ハエに偏った結果を 記録していました.また,ルービンはヒメウズグモの一種 Philoponella undulata とミ ナミウズグモの一種 Zosis geniculatus のラッピング時間を調べていますが,その際に 彼女が選んで与えた昆虫はイエバエ,クロバエ,バッタ幼虫,ショウジョウバエ,アリ (Anopolepis 属の一種)でした.このうち,バッタ幼虫はこれらのクモにとってなじ みのない餌であると説明されていますし,アリも防御物質を分泌するためでしょう,捕 獲域にラップしたまま残されて,食事場所での再ラップされないものが多いと報じられ ていました( Lubin 1986 ).ウズグモ類にとって,アリは食べないわけではないもの の,厄介な餌なのでしょう. また,エバーハードらはコスタ・リカの熱帯雨林の日陰に造網するヒメウズグモの一 種 Philoponella vicina のフィールドで集めた昆虫餌種 46 個は 9 目,小さな甲虫から 脚の長いカまでにわたったと記していました.ビデオ録画等により野外でメスが攻撃し た餌種はガガンボ,イエバエ,ショウジョウバエ,アリ,コマユバチ,ガ,ヨコバイ, 甲虫と列挙されていて,餌に関してはジェネラリスト(なんでも食)であると判断して いました( Eberhard et al. 2006 ). 方 法 2016 年 6 月から 10 月にかけて桐生自然観察の森(群馬県桐生市川内町 2 丁目 902- 1)で石井・寺内が円網を張っているウズグモ類が保持している餌包みを採集し,三角 紙に保存しました.採集された餌包みを初芝が撮影し,サイズを測定したうえで包みを 開いて餌昆虫の撮影・同定を行いました.本報では餌包み内の昆虫写真は省略しました. 報文全体の解説・考察は池田が行っています. データはまだ十分とは言えませんが,同好の士の関心を喚起する意味で,第一報を報 告します.なお 6 月に桐生自然観察の森で円網を張っているウズグモ類として, 2016 年 6 月 12 日のクモ観察会および前日の予備調査で記録したクモはカタハリウズグモ Octonoba sybotides のみでした(池田・石井・寺内 2016 ). 結果 №1 採集日 2016 年 6 月 25 日 採集者 石井智陽 餌包みの長径 1.8mm ,短径 1.2mm . 餌包みの中の昆虫の体長 2.8mm . 昆虫種 コウチュウ目 キクイムシ科 ヨシブエナガキクイムシ Platypus calamus Blandford ♂1 個体 同定文献:林匡夫・森本桂・木元新作, 1984 . 7 №2 採集日 2016 年 6 月 30 日 採集者 石井智陽 餌包みの長径 3.4mm ,短径 1.4mm . 餌包みの中の昆虫の体長不明. 昆虫種 ハエ目ノミバエ科の一種 . Phoridae gen. sp. 同定文献:平嶋義宏・森本桂, 2008 . №3 採集日 2016 年 7 月 7 日 採集者 石井智陽 餌包みの長径 1.8mm ,短径 1.6mm . 餌包みの中の昆虫の体長不明. 昆虫種 ハエ目アシナガバエ科の一種 Dolichopodidae gen. sp. 同定文献:平嶋義宏・森本桂, 2008 . №4 採集日 2016 年 10 月 16 日 採集者 寺内優美子 餌包みの長径 2.7mm ,短径 2.6mm . 餌包みの中の昆虫の体長不明. 昆虫種ハエ目キノコバエ科の一種 . Mycetophilidae gen. sp. 同定文献:平嶋義宏・森本桂, 2008 . №5 採集日 2016 年 10 月 16 日 採集者 寺内優美子 餌包みの長径 2.8mm ,短径 2.5mm . 餌包みの中の昆虫の体長不明. 昆虫種 ハエ目イエバエ科 Caricea 属の一 種 Caricea sp. 同定文献:篠永哲, 2003. 初芝の観察によると,ラッピングの程度は もっとも厚くラップされているもの(イエバ エ Caricea 属 sp. )を 5 とすると,キクイムシは 4,ノミバエは 3,アシナガバエは 2,キノコバエ 3 となりました.また,キクイムシでは胸部や腹部の外骨格・翅以外の 筋肉等は消化されて,ほぼ残っていませんでした. 8 考 察 桐生自然観察の森のウズグモ円網種(カタハリウズグモ以外のウズグモ円網種は記録 されていない)の餌包みにラップされていた昆虫はハエ類が主でした.エバーハードら (Eberhard et al. 2006 )はヒメウズグモの一種で餌種に関してジェネラリストと評 価していましたが,桐生自然観察の森の餌種の結果からは一概にジェネラリストと断言 することが躊躇されました.ルービンも主な餌をハエと判断しているようです( Lubin, 1986 ). ナイフェラーの造網性クモ類の餌種の結果をみると,ハグモ科ハグモ類の餌種に双翅 目が 64±15 %と多いのに気づかされます.双翅目以外の餌は同翅目の 21±13 %でした. これほど餌として双翅目が多い造網性クモ類は他に例がありません( Nyffeler 1999 ). ハエが捕獲されやすいのは,毒腺のないウズグモ類だからではなく,篩板糸の網の特徴 なのかもしれません. ウズグモが保持する餌包みの様態とも合わせて,引き続きウズグモの餌種に注意を払 ってみたいと思っています. 参考文献 池田博明, 2015. 『クモは虫を食べる』の構想. KISHIDAIA ,106 :5-20. 池田博明・石井智陽・寺内優美子, 2016 .桐生自然観察の森 6 月のクモ. KISHIDAIA ,109 : 36-37 . 林匡夫・森本桂・木元新作, 1984 .原色日本甲虫図鑑Ⅳ. 保育社. 平嶋義宏・森本桂監修, 2008 .新訂原色昆虫大図鑑Ⅲ(トンボ目・カワゲラ目・バッタ目・カメ ムシ目・ハチ目他.北隆館. 篠永哲, 2003 .日本のイエバエ科 . 東海大学出版会. Eberhard, W. G., G. Barrantes, J.-L. Weng. 2006. Tie them up tight: wrapping by Philoponella vicina spider breaks, compresses and sometimes kills their prey. Naturwiss. 93: 251-254. Folelix ,R. 2011. Biology of Spiders, Third edition. Oxford University Press . Lubin, Y. D. 1986. Web building and prey capture in the Uloboridae. In Shear, W. A. ed. Spiders: Webs, Behavior and Evolution. Stanford University Press, Stanford. 132-170. Nyffeler, M., 1999. Prey selection of spiders in the field. J.Arachnology, 27:317-324. Opell, B. D. 1988. Prey handling and food extraction by the triangle web spider Hyptiotes cavatus (Uloboridae). J. Arachnol., 16: 272-274. Weng, J.-L., G. Barrantes, W. G. Eberhard. 2006. Feeding by Philoponella vicina (Aranea, Uloboridae) and how uloborid spiders lost their venom glands. Can. J. Zool.,
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