Copyright 2012 Japan Club at Haas School of Business Version: 10.0 (Last Updated: 2012/05/10) 一般公開版
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Version: 10.0 (Last updated: 2012/05/10) 一般公開版 Copyright 2012 Japan Club at Haas School of Business The Setup Manual 2012-2013 目次 Ⅰ. ようこそUC Berkeleyへ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 Ⅴ. キャンパスライフ 1. 授業スタート前・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 71 Ⅱ. BerkeleyとBay Areaの生活・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 2. 授業開始後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75 3. クラブ活動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77 Ⅲ. 出国まで (出発準備編) 4. 他の学生との交流・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 79 1. ビザ申請・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 5. 私費留学の方の就職活動について・・・・・・・・ 80 2. 国際免許の取得・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 3. 自動車保険・傷害保険・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 Ⅵ. 生活情報 4. 健康保険・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 1. ショッピング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 86 5. 予防接種・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 2. レストラン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91 6. 銀行口座・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 3. 各種サービス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96 7. クレジットカード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 4. スポーツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 98 8. マイレージカード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 5. アート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 102 9. 役所関係・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 6. 旅行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 104 10. 引越しの手配・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 7. トラブル対応・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 105 11. ホテルの手配・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 8. 米国における確定申告の手続き・・・・・・・・・・ 106 12. レンタカーの手配・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 13. お子様のいる方へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 Ⅶ. 出産・子育て 14. サマースクール願書手続き・・・・・・・・・・・・・・ 19 1. 妊娠がわかったら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 108 15. 留学資金の手配(必要な方)・・・・・・・・・・・・・ 21 2. 出産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 109 3. 子育て・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 110 Ⅳ. いよいよBerkeleyへ (生活スタート編) 1. 到着・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 Ⅷ. 各種学校・アクティビティ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 119 2. 交通機関・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 3. 住まい探し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 Ⅸ. 最後に 4. 電話・電気・テレビ・新聞など・・・・・・・・・・・・・ 39 1. 同窓会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 123 5. 銀行口座・クレジットカード・Social Security 44 2. 新2年生名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 123 6. 家財道具の調達・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46 3. 現2年生名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 123 7. 自動車購入と保険・免許・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 4. 編集後記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 124 8. 病気になったとき(医療機関、保険)・・・・・・・ 59 9. コンピューター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 本書の内容の全部又は、一部を著者・編者に無断で転載することを禁じます。 Copyright 2012 Japan Club at Haas School of Business ____________________________I. ようこそUC Berkeleyへ________________________ ___ I. ようこそUC Berkeleyへ シリコンバレーと起業家風土 長くて辛い出願の冬を乗り越えての合格、本当におめでとうござ 株式公開前の新進気鋭のスタートアップ、ニューエコノミーの旗手 として90年代後半のアメリカ好景気の牽引役となったドットコム企 います!卒業生、在校生を代表してお祝い申し上げるとともに、 業、最近ではClean-tech企業やBio-tech企業…。Haasはこうした 新しい仲間となる皆さんに心から歓迎のごあいさつを申し上げま 流れのど真ん中に位置する恵まれた環境にあります。シリコンバ す。ようこそ! レーの起業家やVCたちがキャンパスに次から次へとやってきて はインフォーマルなスタイルで経験を語り、MBA学生をサポートし 小規模なMBAプログラム ます。起業のクラスでは実際にビジネスプランを書き、VCへのプ レゼン(ピッチ)を練習し、実生活さながらのシミュレーションが展 ビジネススクールではできるだけ多くの人と会ってネットワークを 開されます。現在全国から注目を集めているのはビジネスプラン 広げたいと思っている方が多いことでしょう。HaasのMBAプログラ コンペティション。「明日は起業」の夢を持った学生がBay Areaの ムは、1学年約240人という少数精鋭で、トップビジネススクールの 実際の起業家たちと一緒になってVCファンドの獲得をめざすこの 中では、最も小さい部類に入ります。そんなコンパクトサイズの学 コンペはHaasならではの起業家精神あふれる催しを具現化したイ 校でそうした豊かなネットワークを構築できるのか?…とちょっと ベントです。 した懸念を持っているとすれば、そんな心配は無用です。Haasの こうしたホットな立地と起業家風土は今のビジネスリーダーたちか アットホームな環境はビジネススクールのメリットを「ヒューマンタ らも高い評価を受け、Haasに対する各方面からのランキングの上 ッチ」で実現してくれます。これは、東海岸のマンモス校に比べ、 昇に貢献しています。2009年には、エコノミスト誌のランキングで Haasの大きな魅力の一つと言えます。 米国1位(世界3位)になっています。また、フォーチュンアジア誌が Haasをビジネススクール1位にランクしていた事も、アジアにおけ たとえ小規模とはいえ、Haasで出会う仲間たちは本当に多様なバ るHaasおよびUC Berkeleyの知名度の高さを知る目安となるでし ックグラウンドと夢とアイデアを持った選りすぐりのリーダーたちで ょう。 す。Haasでは、勉強はもちろんのこと、世界に知られる教授陣や 近い将来世界のビジネス界をひっぱるクラスメートたちと知り合い、 また、将来はNon-profitの分野での活躍を目指してくる学生が 交流を深め、フレンドリーな環境の下でネットワークを最大限に広 Haasには非常に多く、それもHaasを特徴付ける重要な一面となっ げることができるのです。また、全36学部中35学部が全米Top10 ています。これらクラスメートとの交流を通じ、色々な視点から物 に入る、UC Berkeley全学のコミュニティーに容易にアクセスでき 事を観察・分析する機会にも恵まれ、起業家、企業人としても ることから、小規模校でありながらMBA外の授業やネットワーク機 CSRの観点を含めて大いに刺激をうけることができるでしょう。た 会にも非常に恵まれています。 だ、このような卒業後の就職先と比較的小さいクラスサイズもあり、 卒業後の給料比較で他のビジネススクールより低くなる傾向にあ インターナショナルな学生が多い り、結果として一部のランキングではHaasがトップ10外にランキン グされたりしているケースもありますが、これもHaasの特徴の一 毎年、Haas MBAの3-4割は海外からの留学生、また約7割が2ヶ つです。 国語以上を話すという海外比率は、米国トップスクール中最高で す。San Franciscoを中心とするBay Areaの文化の多様性ともあい 各分野に優れた教授陣 まって、外国人学生に大変理解のある雰囲気とプログラムが用 意されています。アメリカ人だけでなく、ヨーロッパ、アジア、南米 California大学Berkeley校は、キャンパス全体で現在10人以上の 諸国を中心に、その他アフリカ、中東の学生など、普段なかなか ノーベル賞教授を抱え、これは、ハーバード、MITに次ぐ人数を誇 接することのできない国の人達と机を並べて勉強できる経験は大 っています。Haasからも2009年に15年ぶり2人目、オリバー・ウィリ 変貴重です。 アムソン教授がノーベル経済学賞を受賞しています。こうしたアカ デミック・エクセレンスを背景に、Haasも各分野に全米でも5本の 指に入る教授陣が名を連ね、レベルの高い授業を展開していき ます。技術・製造戦略分野ではオペレーションのベックマン、ハイ 1 ____________________________I. ようこそUC Berkeleyへ________________________ ___ テクマーケティングのグレイザー。グローバル経済ではオバマ政 合も抜群の「クオリティー・オブ・ライフ」を満喫することができま 権のアドバイザーにも任命されたタイソン、イノベーションの分野 す。 では、”Open Innovation”の生みの親でもあるチェスブロー、組織・ 人的資源管理の分野では、Kelloggで教鞭をとった後、母校 確かに、最初の学期は、きついワークロード、スピード感あふれる Berkeleyに凱旋したチャットマンらの有名教授がいます。こうした 授業展開等に戸惑われるかもしれませんが、春学期からは思う ことから、Haasはリサーチ分野においてもビジネススクールの上 存分、自分の問題意識に合わせて勉強するなり、クラブ活動など 位にランキングされています。 を通じて学生との親交を深めるなり、新しいビジネスを起こすなり、 充実した素晴らしい日々を過ごす事ができるでしょう。 ケース、レクチャー、プロジェクトのベストミックス このマニュアルのご利用にあたって ケーススタディ、レクチャー、そしてグループプロジェクトの比率も 実はHaasの魅力の一つです。また、ケーススタディは実務を知る このセットアップマニュアルは、UC BerkeleyのMBAプログラムや、 という意味で貴重な手法ですが、ケースばかりで実際の理論やモ Berkeleyでの生活について日本にいる間に知っておきたい情報を、 デルの講義を受けないというのもバランスが悪いのではないでし 合格者の皆様にお届けするために、日本人MBA在学生が協力し ょうか。Haasではケースとレクチャーがおおまかにいって半々。バ ランスの取れたプログラムとなっています。 て作成したものです。 また、クラスメートたちとの交流を深めるグループプロジェクトはビ 先輩方から長年蓄積された情報・ノウハウに加え、最新の情報を ジネススクールの大きな特徴の一つですが、その一方で過多な できるだけ織り込んだつもりです。我々の経験から言っても、セッ グループプロジェクトは外国人学生にとって重荷ともなります。チ トアップの期間はもちろんのこと、その後も様々な場面でこのマニ ームプロジェクトの比重はそれでもかなり重いですが、それでの ュアルは大変役に立っています。是非、隅々まで目を通していた ほかのいくつかの学校に比べればほどよい比重だと言えると思 だき、Berkeleyでの生活を立ち上げるために、また本校のプログ います。 ラムに対する理解を深めていただくために、御活用いただければ 大変幸いです。 趣きのある校舎 ただし、当たり前のことですが、ここに盛り込まれている内容がわ 1996年にビジネススクールの現在の校舎が完成しました。歴史的 れわれの持っている情報のすべてではありません。渡米に際して な外観が顕著な校舎と近代的なデザインの校舎が立ち並ぶUC は、いろいろと不安に思ったり、悩んだりすることがあると思いま Berkeleyキャンパスの中では、Haasの校舎はその中間の趣を持 す。私たちもみんな同じ経験をしてきました。そういうときには、遠 っています。教室、教授棟・学生棟をはじめ、図書館、コンピュー 慮せずに我々新2年生に直接聞いて下さい。 タセンター、カフェテリアなど、すべてが機能的にまとまった素晴ら しい環境です。追加の最新設備設置なども随時行われており、ま また、同じ事柄についても、当然ながら人によって見方は異なりま た、現在は学長によるリーダーシップの下、中期プランとして新増 す。たとえば住居探しについての考え方は独身の人と既婚の人 築のプランも進行中であり、ますます充実した環境になることが では見方が違うでしょうし、授業の面白さや難易度についての見 期待されています。 方も、そのひとのバックグラウンドや興味によって様々です。また、 フルタイムMBA生を対象としていますので、それ以外の状況での 生活しやすいBerkeleyの環境 Berkeley付近へ渡米・移住された方には当てはまらない事項もあ ります。ここに書かれていることを絶対視せずに、ネット等で情報 Berkeleyの位置するSan Francisco Bay Areaは、アメリカの大都市 を収集したり、できるだけいろいろな人の意見を聞いてみたりして の中でも、常に人気都市の上位に選ばれています。また、歴史的 ください。 に日本とつながりも深いことから、日本人にとっての過ごしやすさ は格段です。まぶしい太陽の光と真っ青なCaliforniaの空に抱か 最後の章に新2年生(Class of 2011)の連絡先をまとめました。こ れ、オフタイムにも気軽にショッピング、スポーツ、アート、レストラ れらを参考にして、電話でも電子メールでもかまいませんので ン探索、NapaやSonomaをはじめとする近郊のワイナリーめぐりな 我々とコンタクトしてみて下さい。 どが楽しめますので、単身の方はもちろん、ご家族と共に住む場 2 ____________________________I. ようこそUC Berkeleyへ________________________ ___ また、初めてBerkeleyにいらして、苦しい家探しをする時の拠点と して、新2年生の家や車が空いているかもしれません。どんなこと でも結構です。ぜひとも連絡してみてください。必ずお役に立てる と思います。 また、既にご存知の方も多いかも知れませんが、日本人向けサイ トにも参考になる情報があるかも知れません。初めての方は是非 visitしてみて下さい。 http://groups.haas.berkeley.edu/japan どうぞ十分に期待してBerkeleyにいらして下さい。2010年8月にキ ャンパスでお会いできるのを心から楽しみにしています。とりあえ ず、みんなでガンガン飲みましょう!!そして、学年に関係なく、 一緒にBerkeleyでの学生生活を満喫しましょう! 2012年4月 日本人MBA新2年生(Class of 2013)一同 Haas School of Business University of California, Berkeley 3 ______________________________ _ _____III. 出国まで(出発準備編)_________________________________________ _ II. BerkeleyとBay Areaの生活 (朝夕は結構冷えます)といったところ。日本でいう11月ごろの服装 と思えばいいと思います。冬に東海岸に行くときと、自転車通学 なんといっても生活環境は重要な関心事だと思います。なにしろ2 の方以外はヘビーなコートや手袋マフラーは必要ないでしょう。 年間という短くない時間を過ごすことになるのですから。 Californiaのビジネススーツは「ビジネスカジュアル」と称される、こ れまたカジュアルな服装が大半ですが、インタビューの場合は例 1.気候 えシリコンバレーの会社でも、基本的にHaasツです。ビジネスカジ Berkeleyを含むSan Francisco Bay Areaは、ケッペンの気候区分 ュアルは基本的に「Tシャツ、Gパン、短パン、スニーカー、サンダ で「地中海性気候(Csb)」に分類されており、世界で最も天候に恵 ル以外でジャケット着用」と覚えておきましょう。Yシャツにスーツ まれた土地の一つです。一年を通して過ごしやすく、生活のしや のズボンをはいている学生も多くいます。最初のオリエンテーショ すい環境と言えるでしょう。天候については、東京と比べると、夏 ンの会合で「ビジネスカジュアル」という指定を見たらこの基準を は涼しく冬は暖かい、というのがざっくりとした特徴です。すなわ あてはめてください。なお、学校のパーティーでフォーマル指定 ち、日中気温も7-8月でも30度を越えることはあまりなく、1-2月の (男性はブラックタイ、女性は黒のノースリーブワンピースなどが 最低気温も5度を下回ることは稀です。しかしながら、やっぱり冬 一般的)になることも年に1-2回ありますが、それはそのときに考 はそれなりに寒いと思います。特に日中の温度差が激しいと思い えれば大丈夫でしょう。衣類・靴はこちらでは日本より原則安く、 ますので、冬は当然、ジャケット等が必要です。米国西海岸、 サイズも豊富ですので、どうしても日本から持ってこなければいけ California州だから冬もTシャツ1枚で日中も夜も大丈夫なほど暖 ないということはないかと思います。アジア系の移民の多いこの かいと勘違いしないように。みなさんがこちらに到着される夏(7-8 地域では日本人的体格に向けたサイズも本当にたくさんありま 月)の間は、ほぼ毎日晴天が続きます。空の青さが目に沁み、サ す。強いて言えば着物(浴衣など)を持ってくればパーティーのと ングラス無しには外に出られないほどです。ただ、一日の間での きなどにウケルという程度です。特にハロウィーン用の衣装は日 寒暖の差はかなりあり、昼間半袖を着ていても、夜は薄手のセー 本の方が充実しているので、Fancy な衣装を持ってくると ターやジャンパーが必要になったりします。ちょうど夏の軽井沢の Hero/Heroineになれるかもしれません。 ような気候です。10月以降はさすがに気温も下がりますが、11月 にインディアンサマーと呼ばれる1週間で夏が戻ったかのように暑 3.治安 くなる日が続き、それ以降は雨期に入り、数日にわたってしとしと 学園都市としてのイメージがある一方、60年代・70年代にはヒッピ と雨が降り、たまに晴れになる日が続きます。2月に入れば、桜や ー文化の牽引役となった歴史から、リベラルな雰囲気も合わせ持 菜の花が一斉に咲き乱れ、3月に入ればもう太陽は夏色、シミ・そ つBerkeley。ホームレスも多く、キャンパス周辺、テレグラフ通り、 ばかす対策やサングラスが必須です。4月頃には夜8時ごろまで ユニバーシティー通りとそれより南側(特にサクラメント通りより西 明るくなり、Berkeleyから見てゴールデンゲートブリッジの向こうに 側)のエリアなど、一部の地域で治安が万全とは言えない箇所も 沈んでいく夕陽が空を染めていく様子が毎日美しく眺められるよ あります。ただし、これらの地域にも学生たちは多く住んでいます うになります。年間を通じて空気が乾燥しています。肌あれに御 ので、常識的に生活している上では問題がなく、アメリカで安全に 注意を。 暮らすために必要な心構えがあれば大丈夫です。つまり、「夜間 の一人歩きはしない(キャンパス内も含む)」、「危ないエリアに用 2. 衣類 もなく行かない」「車の外から見えるところに物を置かない」、「財 毎日の学校生活では、Tシャツ、トレーナーにGパン、短パン、ス 布を人から見えるように持たない」などアメリカで初歩的な安全ル ニーカーというラフなスタイルが一般的です。一般的な服装の例 ールを常に心に留めておけば大丈夫。こちらに来られればそうい を挙げると、夏(4月から10月)は、日中はTシャツとチノパンで良 った生活習慣にはすぐに慣れてしまわれると思います。尚、以下 いのですが、朝晩の気温を考えると、トレーナーやジャンパーは のサイトで全米の犯罪発生状況がわかります。 持って歩いたほうがいいです。冬(11月から3月)は長袖のシャツ、 http://www.crimereports.com/ セーターにGパン、プラスしてジャケット/ダウンジャケットを着る 4 ______________________________ _ _____III. 出国まで(出発準備編)_________________________________________ _ 4. 実際の生活は? を来たしますので、なるべく早く入籍することをお勧めします。 Berkeleyの生活環境を把握するには、UC Berkeley関係者の奥さ (2) MBA授業開始前にサマースクールに参加する場合は、なるべ まの手による生活ブログが参考になると思います。 く早く予定を確定する。後述しますが、サマースクールへの申込 みを確定させないと(申込み、入金し、確定させる)、I-20の申請 ができません。 (1) 「Berkeleyのメモ帳」 http://ameblo.jp/solano/ (3) 大学に対し、I-20(アイ・トゥエンティと呼びます)という書類のっ