Osaka University Knowledge Archive : OUKA
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Title デンマーク語固有名詞カナ表記小辞典 (全項目一括 ダウンロード) Author(s) 新谷, 俊裕; 大辺, 理恵; 間瀬, 英夫 Citation デンマーク語固有名詞カナ表記小辞典. P.1-P.232 Issue Date 2009-06-30 Text Version publisher URL https://doi.org/10.18910/71053 DOI 10.18910/71053 rights Note Osaka University Knowledge Archive : OUKA https://ir.library.osaka-u.ac.jp/ Osaka University ISSN 0287-9042 I D U N -北 欧 研 究- 別冊2号 デンマーク語固有名詞 カナ表記小辞典 新谷俊裕・大辺理恵・間瀬英夫 編 大 阪 大 学 世 界 言 語 研 究 セ ン タ ー デンマーク語・スウェーデン語研究室 2009 年 ISSN 0287-9042 I D U N - Journal of Nordic Studies - Supplement No. 2 En liste over 5800 danske proprier med japanske katakana-gengivelser redigeret af Toshihiro Shintani, Rie Obe & Hideo Mase Osaka University Research Institute for World Languages The Division of Danish and Swedish Osaka 2009 IDUN Supplement No. 2・2009 IDUN -北欧研究― 『別冊』 2号刊行にあたって デンマーク語・スウェーデン語研究室の IDUN 本誌はご存知の ように 2008 年度末に,大阪外国語大学と大阪大学との統合後初めて 第 18 号を刊行したばかりですが,日本における北欧研究の水準をさ らに向上発展させるために,2005 年の別冊1号,新谷俊裕編『北欧 語鳥類名称和名辞典』に続き, ここに新谷俊裕・大辺理恵・間瀬 英夫編『デンマーク語固有名詞カナ表記小辞典』を刊行いたします. 『別冊』刊行により,北欧研究の幅が広まり,IDUN 本誌だけで は対応しきれなかった研究の多様性が広がることを研究室一同確信 し,同時に喜びとするところであります.今後もさらに別冊の刊行 に向けて鋭意努力を重ねてゆきたい所存です. 2009 年 6 月 30 日 大阪大学 世界言語研究センター デンマーク語・スウェーデン語研究室 IDUN Supplement No. 2・2009 目 次 はじめに ···························································································· i Ⅰ.デンマーク語音のカナ転記 ···························································· 1 Ⅱ.本辞典の見方 ············································································· 21 Ⅲ.デンマーク語固有名詞カナ表記小辞典 ··········································· 43 IDUN Supplement No. 2・2009 はじめに 母音が 16 個もあるデンマーク語音を5個の母音しかない日本語のカタカナ で表記することはそもそも不可能であるが,とは言え,固有名詞をカタカナで 表記する必要がある場合もある.近年,ますます増えてきているデンマークに 関する印刷物中で用いられているデンマーク語固有名詞のカナ表記は,体系 的な基準に欠けた,各執筆者の個人的な思い込みによる恣意的なものがほとん どで,印刷物から印刷物へと統一性に欠けている. この問題を解決すべく,間瀬英夫大阪外国語大学名誉教授と新谷は自らが 行なったデンマーク語音聴取実験の結果を参考にしつつ,2006 年にデンマーク 語音のカナ転記方法の指針を示した(間瀬英夫・新谷俊裕『デンマーク語音の カナ転記方法の研究 ― デンマーク語の固有名詞のカナ表記方法を視野に入れ て ―』大阪外国語大学学術研究双書 34.大阪外国語大学.2006 年.)( また, 新谷俊裕「デンマーク語固有名詞のカタカナ表記について ― 第一音節が短母 音で第二音節がシュワーに終わる固有名詞 [CVC] の場合 ―」,本誌『IDUN ― 北欧研究 ―』18 号,pp. 67-84.2009 年も参照のこと.) ところで,冒頭で言及したように,デンマーク語固有名詞に関してカナ転記 方法の説得力のある指針を持たないカナ表記が多数見られる現状において, 体系的な指針を持ってカナ表記をする必要性を強く感じている真摯な研究者や 大学院生や学部生諸氏も大勢おられ,ここ数年にわたって,そういう方々から デンマーク語固有名詞のカナ表記に関する問い合わせが新谷に寄せられるよう になってきている. その背景として考えられるのは,第一に,デンマーク語固有名詞のカナ表記 を行なうためには固有名詞の精確な発音を知る必要があり,そのためにはデン マーク語発音大辞典の Brink, Lars, Jørn Lund, Steffen Heger & J. Normann Jørgensen. Den Store Danske Udtaleordbog. Munksgaard: København. 1991(以降, SDU と略す)が必要であるが,SDU は現在絶版中のため入手困難であるし, SDU を所蔵している図書館もわが国には非常に少ないということがある.かつ て名古屋大学大学院の研究者が SDU を閲覧するために,大阪のわれわれのデン マーク語・スウェーデン語研究室まではるばると足を運ばれたこともあった. 第二に,SDU を閲覧できる環境にあったとしても,SDU で用いている Dania 式発音記号を,われわれの『デンマーク語音のカナ転記方法の研究』で用いて いる改良 Dania 式発音記号 (DnMs) に読み替えた上で,カナ転記方法の指針を 適用する過程は,発音記号にあまり慣れていない人には非常に困難なものであ ると思われる,ということがある. なお,上記『デンマーク語音のカナ転記方法の研究』で示したカナ転記方法 i 新谷・大辺・間瀬編 デンマーク語固有名詞カナ表記小辞典 の指針は,SDU に採録されている固有名詞のうちデンマークの固有名詞約 5800 のカナ転記を進めつつ,決定したものである.つまり,『デンマーク語音のカナ 転記方法の研究』を刊行した 2006 年2月の時点でこれら約 5800 の固有名詞の カナ転記は完成していたということである.SDU が絶版であるという状況を 考えると,真摯な研究者諸氏のためにも,これら約 5800 の固有名詞のカナ表 記をできるだけ早く公表する必要性を感じてはいたものの,その前に,これら 5800 の固有名詞は,いったい何を表す固有名詞であるのかを解明する必要が あった. SDU (p. 20) の説明によると,採録したデンマークの固有名詞には,750 の 一般的なデンマークの姓,1500 の名前,約 2000 の教区,数百の商品名などが 含まれている.しかしながら,SDU には[姓 (efternavn)],[名前 (fornavn)], [商品,商業 (merk.)]などといった注意書きがあるのはごく少数の見出し語 のみであり,大方の見出し語が,姓なのか,名前なのか,地名なのかなどと いった情報は載っていない.また,名前の場合には男子名なのか女子名なの か,地名の場合には,教区名なのか,村落名なのか,町の名前なのかなどと いったことも載っていない.そこで新谷(見出し語項目 A-R 担当)と大辺(見 出し語項目 S-Å 担当)は百科事典のほかインターネット上の多数のホームペー ジを,文字通り駆使して,約 5800 の固有名詞の同定に努めた.利用したホーム ページの URL をここで逐一挙げることはしないが,例えば次のようなページを 利用した: • デンマーク版 Google • デンマーク版 Wikipedia • Ulrik R. Damm の「デンマークにおいて認可された名前 (godkendte navne i Danmark)」 • 「教区ポータル (Sogneportalen)」 • デンマーク環境省 (Miljøministeriet) の地図・土地台帳庁 (Kort & Matrikelstyrelsen) の各種地図 しかしそれでも,Navne といったような,インターネットでは調べきれない ものもあったが,『デンマークにおける2万の名字』(Billesø, Per. 1999. 20.000 slægtsnavne i Danmark. Værløse: Billesø & Baltzer Forlagene) を入手できたこと で解決することができた. 一番時間がかかったのは,地名の特定であった.既に見たように,SDU が 採録している地名は主に教区である.しかし教区名が村落名,町の名前,コ ムーネ名,アムト名と重複しているものもあり得るために,詳しく調べる必 要があったのである.村落名か町の名前かという判断は,地図・土地台帳庁 の地図上で見える大きさから判断した.なお,コムーネ名は 2007 年の地方自 ii IDUN Supplement No. 2・2009 治体改革以前のものを用いた.というのも,改革以降はコムーネがそれ以前 のものよりも大きくなっており,以前の狭いコムーネの方が地名がどの辺り に位置しているのかをイメージしやすいからである(詳しくは「Ⅱ.本辞典 の見方」を参照のこと). なお本辞典の編纂を通して,デンマークは立派なキリスト教国であると強く 認識した次第である.強い宗教心を持つデンマーク人はそれほどいないようで あり,形式的な仏教徒の多い日本と事情が似ていると思っていたのであるが, デンマークではすべての教区がホームページを持っており,きちんと布教活動 を行なっていることがわかった.それに対して,日本の各寺院がそれぞれの ホームページを持っているとはとても思えない.これまで考える機会がなかっ た教区のことに触れることができたこの辞典編纂に感謝である. 本書では,まずデンマークの固有名詞の発音を SDU で Dania 式発音記号で 示されている複数の発音形の中から明瞭発音形ひとつに絞り,それを改良 Dania 式発音記号に書き換えた後,カナ表記を示した.この作業を新谷と大辺 が行ない,その結果を間瀬英夫名誉教授に確認していただいた.次に見出し 語の固有名詞について,新谷と大辺が説明を加えた. なお,本書の構成および執筆分担は以下の通りである. はじめに(担当:新谷) Ⅰ.デンマーク語音のカナ転記(担当:間瀬) Ⅱ.本辞典の見方(担当:新谷) Ⅲ.デンマーク語固有名詞カナ表記小辞典 (見出し語項目 A-R 担当:新谷,見出し語項目 S-Å 担当:大辺) 2009 年6月 新 谷 俊 裕 iii IDUN Supplement No 2・2009 Ⅰ デンマーク語音のカナ転記 1 デンマーク語の発音形は Den Store Danske Udtaleordbog (Munksgaard. 1991; 以下では SDU と略す)の第1発音形,すなわち「明瞭形」(distinkthedsform) を基 準とする.(この明瞭形と比較するために,第3(発音)形 (ukomenteret form efter hovedformen) に言及することがある.これについての詳細は,間瀬英夫「デンマー ク語音表記のための音声記号」『デンマーク語学ハンドブック』.2005 (以下,「ハ ンドブック」と呼ぶ)).また,別の発音辞典 Peter Molbæk Hansen. Dansk Udtale. (Gyldendal. 1990) も参考にした(参考文献参照). 本書で用いる音声記号は SDU のそれと一部異なる.また,SDU の記号はイタ リック体であるが,本書ではローマン体で表記する.本書の音声記号は「改良ダニ ア式」(= DnMs) を用いる(ハンドブック §3 参 照 ). 相違点: SDU B å S 本書 A a ä å æ E このほか,stød の記号は SDU では母音の後でも子音の後でも [’] であるが,本 書では母音の後の場合は [D] を用いる. ➩ は「…を参照せよ」. 以下,§1~4 でカナ転記方針・基準を示す. 表1 デンマーク語 音 声 記 号 (改良ダニア式 (DnMs)) 歯茎 子 音 両唇 唇歯 歯 硬口蓋 軟口蓋 口蓋垂 咽頭 声門 硬口蓋 閉鎖音 有気 p t k 無気 b d 摩擦音 無声 f s E h 有声 v j r 側 音 l 鼻 音 m n 接近音 C w * 閉鎖音は有気音,無気音ともに無声音.側音,鼻音,接近音は有声音. DnMs: p t k b d C r IPA: b d b d K / 1 新谷・大辺・間瀬編 デンマーク語固有名詞カナ表記小辞典 母 音 前 舌 中 舌 後 舌 非 円 唇 円 唇 非 円 唇 非 円 唇 円 唇 狭 口 i(:) y(:) u(:) 半 狭 口 e(:) ø(:) o(:) ә 半 広 口 æ(:) o(:) å(:) 広 口 A(:) (:) (:) 超 広 口 a(:) a α(:) * [ә] は弱強勢音節にのみ現れる. * [a] = (IPA 精密表記) [a┴-]. * [] は円唇性の弱い母音. 下の母音図表参照. 図1 デンマーク語母音 (SDU: 90 の母音図を基に作成 (DnMs 表記)) 図2 基本母音(外側)と日本語母音(内側の破線) (国際交流基金:26) 2 IDUN Supplement No 2・2009 1. 母音 1.1. 単母音 音声記号 i y u e ø o æ ö å A ä a α これらの母音を,母音図(前頁図1,図2参照)やデンマーク語音聴取実験などを 参考にして,以下のように,カナに対応させる. 表2 母音対応表 i y ユ,ュ u ウ イ i e イ e ø ウ o エ æ A ö æ ö エ å オ 2 エ ア ア ä a α A 1 オ o å 1 ä 2 ア a ア ウ u ø α (1) [] (=「エ」)に関しては,§2.1, 2.2 も見よ. (2) [] は強強勢位置に現われうる [] と弱強勢位置にしか現われない [] を区 別する.前者を [1], 後者を [2] とする.弱強勢位置の [2] は 綴り <-er, -re> (および外来語の <-or>) (/r,r/) の部分の音であるが,[1], [2] の両者 は発音辞典を初め,多くの音韻論・音声学の文献で同一の記号で示されて いるが,Basbøll & Wagner (1986), Thorsen & Thorsen (1986) などでは,[1] を IPA [], [2] を IPA [] で示しており,両者が必ずしも同一の音ではないこと がわかる.デ語の [] は円唇性が弱い音であるが,弱強勢位置に現われる場 合はさらに円唇性が弱くなるように感じられる.聴取テストの結果を見ても, [2] はほとんどの場合「ア」と聴取された.([1] も「ア」と聴取される場合 もあった.) このような理由で,[2] は「ア」で転記する. 3 新谷・大辺・間瀬編 デンマーク語固有名詞カナ表記小辞典 なお,[2] に並行して,子音 [] は「ア」とする. (3) stød は転記しない. (4) 長母音および stød 付き(長)母音には音引きを加える. 1.2. 二重母音 æC エイ iw イウ yw ユウ αw アウ αC アイ ew イウ øw ウウ ow オウ C オイ æw エウ öw エウ åw オウ (uC ウイ) äw アウ w アウ w/w オウ * SDU [BC] は [αC] とする(➩ハンドブック§5.1). * [w] は [Aw] の連続にも現われる(これは三重母音と解釈されることもある). [Aw] は「エアウ」とする. このほか,[iC], [eC] 「イイ」も稀に現われる. * [ræC], [röC] については§2.4 を見よ. 2. /ə/ およびその他の母音についての補足 2.1. /ə/: 先行の長母音に同化する場合 長母音後の // は先行の長母音と同一音質の短母音で表記されることがしば しばある.この場合には,そのまま先行の当該母音に対応のカナで表記する. とくに,[α:], [:] の後の // は SDU では常に各々 [α], [] と表記されている. この場合は [α], [] を各々「ア」,「オ」とする.(該当部分に下線を施す.以下, 同様.)(以下では,強強勢(=第1強勢)をもつ部分のカナをゴシック体の文字で 表記する(➩§4.1).) Karen [kα:αn] カーアン Hareskov [hα:αsw’] ハーアスコウ Årre [:] オーオ Aarestrup [:sdråb] オーオストロプ その他の(長)母音直後の // も SDU では先行の当該母音に同化された形で表 記される場合が多いが,その場合も [] に変換せずにそのままの母音に対応のカ ナ表記をする. Slien [sliDin] スリーイン(“[sliDn] スリーエン” ではなく) Peblingesøen [peblesøDøn] ピブリンゲスーウン(“[-søDn] …スーエン” で はなく) Dueholm [du:uhl’m] ドゥーウホルム(“[du:-] ドゥーエ” ではなく) 4 IDUN Supplement No 2・2009 Truels [tru:uls] トルーウルス(“[tru:ls] トルーエルス” ではなく) Truelsen [tru:ulsn�] トルーウルスン(“[tru:lsn�] トルーエルスン” ではな く) ([-sn�] については§2.2.3 (3) 参照) Troels [troDols] トローオルス(“[troDls] トローエルス” ではなく) Snogebæk [sno:obæ] スノーオベク(“[sno:-] スノーエ…” ではなく) Aaen [åDån] オーオン(“[åDn] オーエン” ではなく) Kongeåen [kåDån] コンゲオーオン(“[kåDn] コンゲオーエン” では なく) 稀に次のように [] が用いられている場合がある. Due [du:] (cf. Dueholm [du:uhl’m] (sic)) このような場合にも,同化形に変える. Due [du:] → [du:u] ドゥーウ Tue [tu:] → [tu:u] トゥーウ Wiehe [vi:] → [vi:i] ヴィーイ Annemarie [anmαriD] → [-riDi] アネマリーイ Hundige [hundi:] → [-di:i] フンディーイ 2.2. [ə] を吸収同化した音節的子音 2.2.1. 音節的子音を用いない場合 自鳴(sonorant)子音 [m, n, , l, , C, w] は隣接する [] を吸収同化して [m, n�, L, l�, �, CL, w] の音節的子音となることがある. SDU では,たとえば Auken [αw’n] 対 Bakken [bαn�], Algade [alA:] 対 Bredgade [bræA:�], Bøgestrøm [bø:Csdrm’] 対 Agedrup [A:CLdråb] のように, [] が子音に同化されない(非同化形)の表記の場合と,[] が子音に吸収同化さ れた音節的子音(同化形)で表記する場合の両者がある.また,たとえば Arden は [αDdn�] と表記されているが,これを本書のカナ転記方針に従ってカナ表記を すると「アードン」となる.音節的 [n�] ではなく []+[n] にすると,[αDdn] と なり,カナ表記は「アーデン」となる.この後者の方が現実の発音形に近い. このような点を考慮して,本書では音節的子音は,下記§2.2.2 の3個の場合を 除き,“[] (<e>)+子音”または“子音+[] (<e>)”の非同化形を用いる. Bakken [bαn�] → [bαn] バゲン, cf. Auken [αw’n] (sic) アウゲン Bredgade [bræA:�] → [-A:] ゲーゼ, cf. Gade [A:] (sic) このほかに複雑な事例があるが,それはケースバイケースに処理する.たとえば Vallensbæk [val’l�nsbæ] → [val’nsbæ] ヴァレンスベク 5 新谷・大辺・間瀬編 デンマーク語固有名詞カナ表記小辞典 2.2.2. 音節的子音を用いる場合 以下の3個の場合は音節的子音(同化形)を用いる. (1) [CL], (2) [w], (3) 姓を示す語の語末 -sen [-sn�]. (1), (2) は§2.1 に関連する母音 的子音である. (1) [C], [CL] は次のようにカナ転記する.SDU では非同化形と同化形の両形が用 2 いられているが,全て次のように音節的 [CL] に統一する.ただし [C]+[ ] は除く. これについては§3.5 で述べる. 長母音の後: * [CL]: (そのまま) [CL] → イ Agedrup [A:CLdråb] エーイドロプ Bagenkop [bADCLnkb] ベーインコプ Bregentved [bræDCLndve] ブレーイントヴィズ Skagen [sADCLn] スケーイン * [CCL] →(単一の)[CL] → イ Bregendahl [bræDCCLn dADl] → [bræDCLn dADl] ブレーインデール * [C] → [CL] → イ Albøge [al’bø:C] → [al’bø:CL] アルブーイ Bøgelund [bø:Clån’] → [bø:CLlån’] ブーイロン Bøgestrøm [bø:Csdrm’] → [bø:CLsdrm’]