Systematic Studies on the Recent Japanese − Family Ovulidae (Gastropoda) IV
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The malaoologioalmalacological societysooiety of Japan 貝 雑 Jap, Jour. Malac .(VENUS ) Vol .35 , No .3 (1976 ) : 106 − 11 ア 一 日 本 産 ウ ミ ウ サ ギ ガ イ 科 の 分 類 学 的 研 究 IV 東 正 雄 Systematic Studies on the Recent Japanese − Family Ovulidae (GastropOda) IV Genera Lacrima CATE 1973 010bovzala 1973 、Pseudosimnia , , CATE , , ScHILDER 1927 and Xandarovula 1973 , CATE , Masao AZUMA − − (挿 図 Text figs.1 7 ; 図 版 Plate I) Family Ovulidae FLEMING , 1828 Subfamily Ovulinae FLEMING 1828 , Tribus Ovulini FLEMING ,1828 Genus Lacrima シ ク ヶ リ CATE , 1973 ズ ボ 属 (和 名 新 称 ) 模 式種 : 」Lacrima lacrima CATE ,1973 属 の 標 微 : 殻 は 小 さ く,体 層 は 著 し く 丸 く ふ く らみ , イ チ ジ ク 形 , 前 方 へ 短 く幅 狭 く突 つ き で る 。 歯 舌 , 軟 体 に い て は 不 詳 で あ る 。 13 . Lacrima lacrim α CATE ,1973 シ ズ ク ケ ボ リ (和 名 新 称 ) (AzuMA HIrd Rept., pl .1. fig.12) .Lacrima tacrima Veliger 15 20 1973 CATE , , Supplement , ,fig.35 い 。 mm . 殻 は 小 さ (殻 長 7 2mm , 殻 径 4 , 殻 高 3 2mm ) や や イ チ ジ ク 形 , 中 央 よ り後 方 で し ふ へ の び 著 く くれ る n 前 方 短 か く て 弧 状 と な る 。 背 面 は や や 光 沢 が あ り , 全 面 に 多 く の み 日が こ が び の て 刻 あ り , れ 細 螺 条 及 多 く 成 長 線 と 交叉 し 網 目 状 と な る 。 腹 面 は 卵 形 , へ 前 方 細 長 く弧 状 と な る 。 や や 光 沢 が あ る 。 全 面 に 密 に 螺 条 が あ る 。 前 先 端 に 畝 が な い 。 へ い 後 方 は 弱 く曲 り , 滑 層 瘤 が 突 き 出 て る 。 殻 軸 は 丸 く,螺 条 が あ り , 扁圧 さ れ て い な い 。 口 い 殻 は や や 幅 広 く, ゆ る や か に 曲 る 。 外 唇 は 厚 く縁 ど られ 彎 曲 し , 内縁 は や や 鈍 鋸 歯 状 と な る 。 貝 殻 の 色 は 桃 自色 ,唇 と 尖 端 の 嘴状 部 は 灰 色 が か っ た 白 色 で あ る 。 : ガ の 100〜 び 模 式 産 地 相 模 酬 島 西 5 , 水 深 150m , 寄主 及 歯 舌不 明 で あ る 。 13 a シ タ タ ヶ (). Lacrima simutans CATE , 1973 リ ボ リ (和 名新 称) (PI. L fig.1) 1973 Lacrima simulans CATE 21 . , Veliger, 15, , fig.36. . , 〜 ク 殻 は 小 さ く (殻 長 7 5rnm , 殻 径 4mm , 殻 高 3 lmm ), 狭 く細 長 い 卵 形 イ チ ジ 形 。 両 一 NII-ElectronicN 工 工 Eleotronio Library Service The malaoologioalmalacological societysooiety of Japan AzuMA : Systematic Studies on Japanese Ovulidae− 【V 107 先 端 は 僅 か に 突 き 出 て 幅 広 く尖 る 。 背 面 は 粗 慥 ,や や 光 沢 が あ っ て ,全 面 に 多 くの や や 両 の へ 雑 な 溝 状 螺 条 が あ る 。 腹 面 は 長 く 狭 い 卵 形 で 螺 条 が あ る 。 前 方 伸 び 次 第 に 狭 く な る 。 に 短 か い が は 丸 か で 後 方 く高 く厚 滑 層 瘤 あ る 。 殻軸 く滑 ら あ る 。 軸 唇 窩 は 明 ら か で な い 。 口 へ に 殻 は 幅 広 く, ゆ る や か に 曲 る 。 外 唇 幅 広 く厚 く, 内 側 か た む ぎ, 内縁 明 自 な 歯 が 18 一 個 あ る 。 そ の 歯 は 外 縁 に の び , 部 は 外縁 を こ え る 。 : ガ の 模 式 産 地 相 模 湾 城 島 西 南西 4 , 水 深 100m 内 外 付 記 : 前 種 シ ズ ク ケ ボ リ Lacrima lacrima CATE に 酷 似 す る が ,外唇 上 の 歯が よ く発 て い こ の の 達 し る と , 滑 層 瘤 突 起 ,位 置 ,先 端 嘴 状 が 異 な る n 波 部忠 重 氏 (私 信 ) は 此 の 種 は 前 種 の 個 体 変 異 で あ る と 考 え て い る 。 Genus Globovula CATE ,1973 コ ダ マ ケ ボ リ 属 (黒 田 ) 模 式 種 : GlobovulaSPatiosa CATE , 1973 の : の 属 標 徴 殻 は 長 さ と幅 が , ほ ぼ 同 じ で , 丸 く ふ く ら む , 両 先 端 は ほ ん 僅 か に 突 き 出 つ い る 。 軟 体 に て は 不 詳 で あ る 。 14 . Gtobovula margarit α (SowERBY ,1828 ) コ ダ マ ヶ ボ 1丿 (黒 田 ) (Pl.1, fig.2) 1828.Ovulzam margarita SowERBY Zool , . London 4 : 150 . , Journ, , 1956 ,Primovula Diminovula ( ) margarita Al !an , Cowries World Seas : 123, pl .14,fig.44. 1967. 1)iminovuia margarita (SowERBY ),波 部 ,続 原 色 日 本 只 類 図 鑑 ,41 , pl.19, fig.3. margarita 1828 . ・ 152 197L Diminovuta (SowERBY , ) 黒 「H 波 部 人 山 ,相 模 湾 産 貝 類 , , pl.24 , figs. 30,31. 1973 .Globovula margarita (SowERBY ,1828), CATE , Veliger,15, Supplement ,23, fig,43. 一 は 〜 に 上 に ぶ は 殻 卵 形 球 近 く , 端 く , ド端 鋭 ど く尖 る 。 殻 表 は 殆 ど 白 色 , 腹 面 , 外 唇 , 一 滑 層 瘤 ,唇歯 は 層 純 白 で あ る 。 殻 軸 は 幅 広 く滑 ら か で 扁 圧 さ れ る 。軸 唇 窩 は 扁 圧 さ れ 内 へ の の 部 中 くぼ み と な る 。 外 唇 縁 は 丸 く 中 央 部 で は 幅 広 くな る , そ 内側 縁 に 27個 の 小 歯 状 が び て に い 突 起 あ り , そ れ ら は 伸 外 唇 外 縁 達 し て る。 水 管溝 は 短 か く上 端 は 左 に 曲 る . 背 面 や や 光 沢 あ り ,全 面 に 多 く の 刻 み め の 細 螺 条 が あ る 。 腹 面 は 滑 ら か で 光 沢 が あ り ,前 方 へ 急 に 狭 くな り , 微 先 端 に 終 る 。 後 方 に は 二 角 形 の 歯 状 の 滑 層 瘤 の 隆 起 が あ る 。 Text − . の よ し の 〜 の 歯 舌 ( fig 1) 中 歯 巾 歯尖 は く伸 長 ,そ 両 側 に 5 6 対 小 歯 尖 が あ る , 最 外 側 の は 最 小 。側 歯 は ア ロ エ の 葉 状 ,基 部 細 長 く後 外 側 に 突 ぎ で る 。 前縁 端 は 大 き く 内 方 へ 曲 り鈎 状 の 歯 尖 とな る 。 そ の 前 端 近 く に 2 対 の 同 大 の 小 歯 尖 が あ る 。 5mm 模 式 標 本 は 殻 長 8mm , 殻径 , . . 補 模 式 は 穀 長 8 8mm , 殻 径 5 8mm , 殻 高 4 9mm ° ° 模 式 産 地 : Tonga に 限 定 (CATE ) (南 緯 20 ,西 径 175 ) ー : ト ン ガ サ 1 ル 〜 フ リ ピ ソ ニ ー ニ 分 布 島 , Borongan , 島 , 朿 中 央 ィ , Kaimana , ュ ギ ー ス ア ビ ス マ ル ク ァ ,東 オ ト ラ リ (Purdy 島を 含 む ), 群 島 , 口 本 (房 総 以 南 , 南 紀 , 土 佐 , 大 分 県屋 形 島 ) Genus Pse% dosimnia ScHILDER ,1927 イ ロ ガ ワ リ ヶ ボ リ 属 (和 名 新 称 ) 模 式種 : Bulla ca 「 nea POIRET ,1789 の : へ つ 属 標 徴 殻 は 小 さ な 卵 形 , 著 し くふ く ら み , 両 端 幅 広 く き で る 。 背 面 の 両 尖 端 付 近 を 除 く部 分 と 腹 面 に は 螺 条 は な い 。 一 NII-ElectronicN 工 工 Eleotronio Library Service The malaoologioalmalacological societysooiety of Japan 108 VENUS : Vo1.35 , No .3 (1976) Subgenus l)iminovula IREDALE 1930 テ ン ロ ク ケ ボ リ , 可E属 模 式 種 : ・Oiminovula vereJbunetata IREDALE ,1930 (=Ovulum atabaster REEvE ,1865 ) : 標 微 殻 は 小 さ く ,や や 卵 形 ,幅 広 く丸 み が あ る 。 背 面 は 螺 条 を 有 し , 2 列 か ら な る 6 の の い の レ ン の の 個 斑 点 あ る も が 多 。 軟 体 外 套 膜 は オ ジ 色 か ら 濃紅 色 ま で 円 点 斑 紋 と 白 色 つ の の へ い 疣 状 突 起 を も 。 歯 舌 側 歯 某 部 は 後 方 長 く突 き だ し て る , 15. Pseudosimni α Diminovula alabaster REEVE 1865 ( ) ( , ) ホ ソ テ ン ロ ク ケ ボ リ (黒 川 ) − (Text fig.2 ; pl .1, fig.3) 1843.Ovula cristallina KIENER ,(auctt .) Icon. Coq . Viv ., Ovula , pL 4 , fig.3 (Fig.50 : type ) .Ov ” lum alabaster REEvE . Icon . Ovugum ’ 量.5 figs.23a 23b 1865 ,CQnch , p , , . 1956 Primovula Diminovula . ( ) cristatlina ; ALLAN , Cowries World Seas : 123 , 1963・Primovula Diminovuta cristailina KIENER ・ [ ( ) ( , 1: の 44 , 32 fig.17. ) 鹿 間 堀 越 ,【界 貝 , pL , 1973 .Pseudosimnia (Diminovula ) alabaster (REEvE ,1865)CATE , Veljger 15, Supplement ,26, fig.49. : 殻 は 小 形 (副 模 式 殻 長 7・5mIn , 殻 径4 ・5mm , 殻 4. l mm や や の 高 ), 洋 梨 形 卵 形 。 乳 の の こ 白 色 。 外 縁 滑 層 縁 は 黄 色 線 で か ま れ る 。 背 面 に は 小 さ な 6 個 の 淡 い 褐 色 の 斑 点 が 二 列 に 並 ぶ 個 体 もあ る 。 や や 光 沢 が あ り,著 し く ふ く れ る . 細 螺 肋 が あ る . 腹面 は に ぶ く凸 状 に ふ くれ た 卵 形 で 前 方 へ 狭 ま る 。 そ の 先 端 の うね は 弱 い 。殻 口 は で 幅 広 く中央 曲 る 。 殻 〜 軸 は 厚 く肋 状 と な る 。 滑 層 瘤 は 三 角形 で 3 4 の 小 さ な 鈍 い 鋸 歯 状 の か ざ り の よ う で ,後 水 の に な る は の ね の よ う で の 管 溝 左 壁 。 外 唇 幅 広 く曲 り弧 状 う , 多 く 小 歯 を 現 わ す , 更 に そ れ は 唇 端 近 く に 達 して い る 。 : か に 歯 舌 中 歯 は 王 冠 型 。 前縁 中央 僅 くぼ み , 後縁 中央 凸 状 と な る 。 中 歯 尖 は 中 歯 上 を の 4 の へ 卩 工 後縁 に び る , 両 側 に 対 小 歯 尖 が あ り ,外 側 次 第 に 小 さ く な る u 側 歯 は ア の 葉 形 , 前 端 鈎 状 の 歯 尖 で 終 る 。 そ の 前 縁 近 く の に 3 の い が 端 外 側 個 弱 小 歯 尖 あ る 。 “ ” 模 式 産 地 : REEVE の 産 地 Senega1 が 誤 で あ る の で CATE は 新 に 模 式 産 地 を 西 オ ー ス ト ラ リ ア の Exmouth の 湾 Geralia を 選 定 し た 。 ー 一 〜 ー : オ ス ト ラ リ ア MoretOI1 , 二 =L ギ = ア シ ン ガ ポ ル マ レ ー 分 布 ( 湾 ) 東 印 度 , , シ ア 〜 フ リ ピ ン Sulu ) 〜 印 度 , ィ ( 海 , 琉 球 , 口 本 (南紀 土 佐 )。 〜 採 集 地 : 白浜 町 瀬 戸 臨 海付 近 (水 深 20 40m ), 切 目 崎 沖 (水 深 30 〜40 m ), 日 ノ 岬 沖 〜 〜 1 2 (水 深 40 60m ) エ ビ 網 に よ っ て 取 ら れ た キ バ ナ ト サ カ , ア カ バ ナ ト サ カ , オ ォ ト ゲ ト サ カ , キ イ 卩 ト ゲ ト サ カ , ビ 卩 ウ ド ト ゲ ト サ カ な ど の ポ リ ブ 頭 の 骨 片 の 間 か ら 取 出 した 。 − Text fig.1. Gtobovula margarita SowERBY 1828 コ マ ( , ) ダ ケ ボ リ の 爾 舌 , 大 分 県 屋 形 島産 (神 田 1971 正 人 , Aug . ,採 集 ) 2 鹽 Pseudosimnia Diminovula alabaste 「 REEVE 1865 ホ ソ ソ 卩 ク ( ) ( , ) テ ケ ボ リ の 歯舌 off − − R .5678 . Nada ,Kii (30 40 fms .) 31 Jan“ 1971 . ’ ー 3・ Pseudosimnia (fh minov π la)punctata (DuCLos ,1831) テ ン ロ ク ク ボ リ の 歯 舌 − NO .1659 B off Minabe (20 30 fms .) Lcg , T . MATsuMIYA . 4. Pseudosimnia (Diminovula ) tvhitworthi CATE ,1973 ・ミ ラ ィ 助 ポ リ の 歯 舌 Type , off Nada , Kii (20 fms .) (large form .) 一 NII-ElectronicN 工 工 Eleotronio Library Service The malacological society of Japan AzuMA: Systematic Studieson japaneseOvulidae-IV 109 zx, ' NII-Electronic Library Service The malaoologioalmalacological societysooiety of Japan 110 : VoL VENUS 35 , No ,3 (1976) 一 1973 マ ヌ ハ ヅ Text 血g 。5. APeriovula shikamai CATE , シ ヵ キ ダ ツ ミ (東 ) の 歯舌 off Tosa (100 fms .) No .14954 & AzuMA 1973 16. Pseudosimnia (Diminovuta ) aurantiomacula CATE , キ ボ シ ケ ボ リ (和 名 新 称) (P1.1, fig.4) 1973.Pseudosimnia (1)iminovuta ) aurantiomacula CATE & AzuMA , Veliger ,15 , Supplement , 27 52 52 C , figs. , . 殻 は 小 さ く (殻 長 6、 3mm , 殻 径 3.8mm ,殻 高3.3mm ),卵 形 , う す く 半透 明 ,背 面 は 丸 くふ くれ て , 多 く の 螺 条 を 有 す 。 腹 面 は や や 平 ら か な 卵 形 , 光 沢 が あ り , 螺 条 も あ る 。 の い 後 先 端 うね 状 ふ く ら み は 弱 。 後 腹 面 に は 長 く低 い 滑 層 瘤 が あ る 。殻 軸 は 平 ら か で ,僅 か に 中 くぼ み で ,前 方 は 幅 広 く ’ へ 浅 い 殻 軸 窩 とな る 。 殻 冂 は 幅 狭 く, F ら か , ゆ る や か に 湾 曲す る 。 外 唇 は 幅 広 も 内方 向 き , 内縁 に そ う て 16 個 の 明 瞭 な 小 さ な 歯状隆 起 が あ る 。 殻 の 地 色 は 蒼 自 で や や 透 明 な 灰 の レ ン の レ モ ン の 色 を 現 わ す 。 そ 上 に オ ジ 色 3 帯 を 有 し , そ れ に 黄 色 斑 点 が あ る 。 又 外 唇 の 滑 層 縁 に そ う て オ レ ン ジ 黄 色 の 線 が あ る 。 : の 〜 m 一 模 式 産 地 南 紀 切 目蠏 中2 , 水 深 55 90 , 模 式 標 本 騨 ,著 者 保 管 す る 。 付記 : 此 種 は ホ ソ テ ン P ク ケ ボ リ に 類 似 す る が ,僅 か に 小 さ い こ と ,外 唇 に 16歯が あ る こ と , 滑 層 瘤 の 突 きだ し が 弱 い こ と , 前 水 管 溝 が 丸 く開 口 し て い る こ と , 背 面 の 斑 紋 が オ レ ン ジ 黄 色 で あ る 点 な ど に よ っ て 区 別 で き る 。 寄 主 や 歯 舌 , 軟 体 な ど は 不 詳 で あ る 。 17 Pseudosimnia AzuMA & 1971 . (Diminovula ) incisa CATE , シ ボ リ ケ ボ リ (和 名 新 称 ) − (Text fig.6 ; pl.1, fig.5) 1971 .Pseudosimnia (Diminovula ) 初 厩 s4 AzuMA & CATE , Veliger ,13,(3): 262 ; fig.3 . . . mrn 2 .4mm は で い 殻 は 小 さ く (殻 長 5 21nm , 殻 径 2 7 , 殻 高 ), 殻 高 く, 堅 固 細 卵 形 。 前 端 は 鈍 く突 き だ し , 後 端 は 丸 く突 き だ す 。 背 面 は や や 光 沢 が あ り , 丸 味 で 細 螺 条 が 密 に か が へ の の あ る 。 腹 面 は 卵形 ,滑 ら ,や や 光 沢 あ り,前 方 狭 く な り,後端 は 多 く 結 節 状 滑 層 瘤 と な る 。 殻 軸 は 幅 広 く, 山 り , や や 深 く に あ る 殻軸 窩 に い た る 。 殻軸 と殻 軸 窩 の 境 は の っ 冂 に 厚 く, 竜 骨 状 うね に よ て 中 軸 と な る 。 殻 は 幅 狭 く山 る。 外 唇 は 幅 広 く , 丸 味 湾 曲 の の い の レ ン ジ の し , そ 上 に 多 く や や 大 き な 歯 を 有 し て る n 背 面 は 淡 灰 色 地 色 に オ 色 斑 紋 が 散 在 す る 。 腹 面 は 灰 色。 滑 層 瘤 , 軸 唇 窩 , 外 唇 , 歯 は 乳 r1色 。 水 管 溝 は 橙 色 で あ る 。 “ ” : の 歯 舌 副模 式 を 選 定 し 解 剖 した 。 中 歯 は 王 冠 型 。 中 歯 尖 は 鈍 く突 出 し, そ 両 側 に 4 対 の 小 歯 尖 が 不 規 則 に 突 出 て い る 。 ‘‘ ” : の の へ 側 歯 風 車 型 そ 基 底 外 側 は 後 方 長 く突 き 出 る 。 前 端 近 く 外 側 に ,や や 大 き な 一 NII-ElectronicN 工 工 Eleotronio Library Service The malaoologioalmalacological societysooiety of Japan − AzuMA : Systematic Studies on Japanese ovulidae W 111 2 歯 尖 は 内 側 へ ゆ る や か に 曲 る。 前 縁 端 は 鋭 く湾 曲 し て 歯 尖 と な る 。 模 式 標 本 : 著 者 保 存 (No .14843) 副模 式 標 本 は No .16702 。著 者 保 存 、 : 5 .7mm 3. . 測定 値 殻 長 ,殻 径 2mm , 殻 高2 9mm : 〜 〜 模 産 地 , 日 ノ 3 4 , 91 128m シ ナ ウ ツ 叶 式 紀 伊 半 島 岬 沖 水深 。寄 主 は ギ 。 : の テ ソ ロ ク ケ ・Pseudosimni α α 付 記 此 種 は ボ リ Punct ta (DUCLos , 1831 ) に 比 較 す る い 凵 の と ,殻 は 細 長 く,先 端が よ り 細 長 く突 出.