主な特⻑

・Dolby ATMOS®、DTS:X™、Auro 3D®など

に対応する24チャンネルDSP

・モノラル〜22.2chまでの再⽣システムを管理

・最新世代のAD / DAコンバータ

・すべてのシステム・コントロールにアクセスす

るための、リモート・コントローラー

・第4世代「s-Lock PLLクロッキングシステム」

により、ロスの少ないロージッタを実現

・⾼い分解能のボリューム・コントロール

・1ms単位、1,000msまでのシンク・ディレイ

・ルーム補正EQ搭載(最⼤6バンド)

・フル・ベースマネジメント

・スピーカー・チャンネルのレベルとディレイの キャリブレーション m908 ・16chアナログ出⼒/24ch AES3デジタル⼊出⼒ surround / multi-channel monitor controller(2.1 through 22.2)

・16ch ADAT Lightpipe⼊⼒ / USB 24ch ⼊⼒

・AES3, S/PDIF, TOSLINK Stereo ⼊⼒

・フレキシブルなメーター出⼒

・SPL メーター内蔵

・デュアル・リダンダント式の⾼品質な外部パ

ワーサプライ

・クロスフィードを搭載したリファレンス・サウ GRACE design m908は、ステレオおよび22.2chまでのサラウンド・フォーマットに ンドのヘッドホンアンプ

・内蔵または外部マイクによるフレキシブルな 対応した、オーディオ・プロフェッショナル向けのモニター・コントローラーです。 トークバックシステム 強⼒なDSP機能、最新の AD/DA コンバータ、直感的なコントロール・プラットフォームを ・最⼤8系統までのステレオCUEバス 備えたm908は、包括的なオールインワンのモニタリング・ソリューションを提供し、 ・外部システムとコネクトするための、4つの 様々なフォーマットやワークフローに対応します。 GPIOピン装備(動作電圧:3.3Vまたは5V)

オプション 【様々なサラウンド・フォーマットに対応】 オーディオとクロックの系統図

サンプルレート最⼤192kHzまでのあらゆるデジタルフォーマット【AES3、ADAT、USB、

Dante(※1)、DigiLink(※1)、Ravenna/AES67(※1)】の⼊⼒に対応し、24チャンネルの ・ADC オプションモジュール(アナログ⼊⼒): DSPを搭載した出⼒はDolby ATMOS®、DTS:X™、Auro 3D®など、最⼤22.2チャンネル 8ch Dsub25(TASCAM配列、最⼤16chまで) (※2)までの3Dサラウンド、イマーシブ・オーディオ・フォーマットに対応 ・™ オプションカード: ※1:別売オプションのカードが必要 Blooklyn IIモジュール採⽤、最⼤32chの⼊出⼒ ※2:アナログ出⼒、ADAT出⼒は最⼤16チャンネル、AES3出⼒は最⼤24チャンネル ・DigiLink™ オプションカード:

Pro Tools HDシステムから16または32chのI/O

環境を構築 【ベースマネジメント、ルーム補正EQ、ディレイ装備】

・Ravenna/AES67 オプションカード: サラウンドモニターのシステム構築に必要な、各キャリブレーション(⼊出⼒のレベル

Merging ZMAN モジュール採⽤、最⼤32ch オフセット、フル・ベースマネジメント、リップシンク・ディレイ、タイムアライメント・

の⼊出⼒ ディレイ、ルーム補正EQなど)を標準装備

⼨法・重量・電源 【柔軟かつ充実した機能】

・ダウンミックス:ドルビーメタデータに準拠したダウンミックス・テンプレート ・ABCユーザースイッチ:ダウンミックス、GPIOトリガーなどの機能の割り当てが可能 ・⼨法: ・ワークフロー設定:ATMOS 7.1.4、Auro 3D 13.1など、m908にプリセットされたテン オーディオ信号の経路 482W x 88H x 277D mm (ACU、本体) プレートから選択し(スピーカーシステムやCUE出⼒などへDSPチャンネルの割り当ての) 277W x 63H x 130D mm (RCU、リモートコントローラー) エディットも可能、ワークフローファイルのUSBへの書き出し、読み込みにも対応 216W x 43H x 208D mm (PSU、電源ユニット) ・セットアップメニュー:⼊出⼒のルーティングやパラメータのエディットが可能 ・重量:

3.2 kg (ACU)、1.0 kg (RCU)、1.2kg (PSU)

・電源電圧:AC100V - 240V 50/60Hz 【直感的なオペレーション】

・最⼤消費電⼒:50 W ⼈間⼯学に基づいて設計されたリモートコントローラーにより、全てのシステムコントロール

に直感的で柔軟なオペレーションが可能 ACU (Audio Control Unit) フロントパネル ヘッドホン端⼦ パワーインジケーターLED

アナログ⼊⼒端⼦ (RCAピン/XLR) ※ADCオプションモジュール CR3 OUT DC IN端⼦ AES3⼊出⼒端⼦ トークバックマイク⼊⼒ (Dsub25、TASCAM配列) 装着時使⽤可能 (コントロールルーム出⼒) オプション I/O スロット ワードクロック⼊⼒端⼦ リアパネル (画像はDigiLink オプションカード装着) トークバック出⼒ ワードクロック出⼒端⼦

Ethernet端⼦ RCUケーブル接続端⼦ AES3⼊⼒端⼦ USB端⼦ CR1 OUT(Dsub25、8ch) CR2 OUT(Dsub25、8ch) CUE/CR EXT(Dsub25) (機能追加予定) (オーディオI/O⽤) USB端⼦ S/PDIF⼊⼒端⼦ アナログ・バランス⼊⼒スロット (コントロールルーム出⼒) (コントロールルーム出⼒) (CR OUTの9-16ch出⼒、 CUE出⼒などに使⽤可能) (ファームウェア ADAT/TOSLINK (画像はADC オプション 外部トークバックスイッチ端⼦ アップデート⽤) ⼊⼒端⼦(SMUX対応) モジュール2枚 装着) ※画像は DigiLink オプションカード、ADC オプションモジュール(x2) を装着しています。 RCU (Remote Control Unit) ⒹⒺ ⒻⒼⒽⒾⒿ Ⓚ Ⓛ

ⓆⓇⓈ Ⓣ

①LCDディスプレイ ②⼊⼒ソース選択スイッチ ③DIM(x-feed) ④MUTE ⑤MONO(L-R) ⑥スピーカー選択スイッチ(CR1〜3) ⑦MON>CUE(spl clear)※1 ⑧SETUP ※2 Ⓜ ⑨SOLO/MUTE ⑩SOLO/MUTE モード切替 ⑪ABCユーザースイッチ ※3 ⑫ボリューム ⑬トークバック ⑭リモートケーブル接続端⼦ ⑮ヘッドホン端⼦ ⑯USB端⼦ ※4 ⑰マイク ※5 ※1 モニターしているソースをCUEセンドへ送ります。⻑押しするとSPLメーターの最⼤値の表⽰をクリアします。 ※2 システムセットアップにアクセスします。⻑押しするとワークフローのセットアップにアクセスします。 ※3 ダウンミックス、トークバック設定、GPIOトリガーなど、ユーザーが設定したモードに切り替えます。 ※4 ユーザー設定のエクスポート/インポート、RCUのファームウェア・アップデートに使⽤します。 ※5 トークバックやSPL測定のための内蔵マイクです。

Ⓔ ⓅⓄ Ⓝ

■8ch AD Option(8ch ADC オプションモジュール) ■DigiLink Option ■ Dante Option ■ Ravenna/AES67 Option Dsub25、TASCAM配列、最⼤16chまで増設可能 (DigiLink オプションカード) (Dante オプションカード) (Ravenna/AES67オプションカード)

■ワークフローの選択画⾯ ■⼊⼒の設定画⾯ ■スピーカーチャンネルの設定画⾯

■ルーム補正EQ の設定画⾯ ■CUE ルーティングの設定画⾯ ■ダウンミックス有効時のホーム画⾯

このカタログの記載内容は、2021年5⽉現在のものです。 仕様およびデザインは予告なく変更となる場合があります。 <製品に関するお問い合わせ> 株式会社アンブレラカンパニー TEL 042-519-6855 umbrella-company.jp クイックリファレンスガイド

GRACE design m908は、モノラルやステレオから22.2chまでの最大24 チャンネルのサラウンド・フォーマットに対応した、マルチチャンネル・ モニター・コントローラーです。

入力ソースは16系統、スピーカー出力は3系統、CUEアウトやメーターア ウトなど、それぞれをユーザーが自由にルーティングできます。

人間工学に基づいて設計されたリモートコントローラーにより、全てのシ ステムコントロールを直感的で柔軟に行うことができます。

【ACU(オーディオ・コントロール・ユニット)】 ACU(背面)

• すべてのアナログおよびデジタルオーディオの入出力、クロッ クの入出力、コントロール入出力、DSPが備わっています。

【RCU(リモート・コントロール・ユニット)】

• リモートコントロールユニットは、ユーザーとオーディオ間の シームレスなコントロールを実現できるインターフェースです。 RCU PSU • RCUに内蔵されているマイクは、トークバックとSPLメーター の計測用としても利用されます。 • USBポートはワークフローの書き出しや読み込みに使用できま す。

【PSU(パワー・サプライ・ユニット)】

• デュアル・リダンダント式の高品質な外部パワーサプライ

オーディオとクロックのフロー 【入力】

• アナログ:※オプション【オプションカード】に記載 • デジタル:AES(24ch+2ch、最大192kHz)、OPTICAL(最大16ch、ADAT・ SMUX対応、TOSLINK対応)、S/PDIF(2ch)、USB(最大24ch@48kHz/24bit)、 Dante(※)、DigiLink(※)、Ravenna(※)、※はオプション、以下に記載 • ワードクロック(BNC) • トークバック(RCU内蔵マイク、外部入力の計2ch)

【出力】

• アナログ(DAC):8ch(DB25)x 3系統(アナログアウトの同時出力は最大 16chまで(デジタル出力と組み合わせて最大24ch分の出力が可能)、 XLR(2ch)、ヘッドホンアウト(2ch) • デジタル:AES 24ch(DB25 x 3系統)、USB(8ch)、 (※オプション、以下の【オプションカード】に記載) • ワードクロック(BNC)

【オプションカード】(P.162)

• アナログ入力:ADCカード(8ch、DB25)を最大2枚(16ch)まで装着可 (ADCカード利用時に XLRバランス2ch、RCAアンバランス2ch も使用可能に なります) • デジタル入出力: Dante(Blooklyn IIモジュール採用、最大32chの入出力) DigiLink(最大16または32chの入力) Ravenna(最大32chの入出力) • フォノ・プリアンプ ホームスクリーン

1. 入力ソース選択 合計16系統の入力ソースからモニターするソースを選択 します。現在選択されているソースは、ブルーで表示されます。 2. スピーカーシステムのレイアウトウィンドウです。現在選択されているス ピーカーシステムのグラフィックが表示されます。アイコンは信号レベル によって色が変化して表示されます。 3. コントロールルーム・スピーカー出力:現在選択されているスピーカーシ ステムの名前が表示されます。 4. モニターレベル:スピーカーシステムのモニターレベル(ボリューム値) が表示されます。 5. ヘッドホン・クロスフィード:ヘッドホンのクロスフィード回路の状態が 表示されます。 6. ヘッドホンモニターレベル:ヘッドホンアウトのモニターレベル(ボ リューム値)が表示されます。 7. SPLメーター:現在のSPLとピーク時のSPLがフィルターモードと共に ディスプレイに表示されます。 8. クロックソースとステータス:現在のクロックソースが表示されます。 ソースの状態も文字の色で表示されます。 9. システムサンプルレート:入力セクションから検知されるサンプルレート を表示します。

ワークフロー設定

ワークフロー設定のフローチャート この設定では、スピーカーシステム、CUEシステム、ヘッドホンモニター、 トークバックなど、スタジオやプログラムの環境に合わせて、最大で24のDSP チャンネルを割り当てることができます。

例)作業で使用するスピーカーシステムが7.1.4の場合、以下のように DSPチャンネルを割り当てることができます。

・スピーカーシステム:7.1.4(計12ch) ・CUE:ステレオ2系統(計4ch) ・ヘッドホンモニター:ステレオ(2ch) ・トークバック:外部マイク入力+RCU内蔵マイク(計2ch) ------・合計 20ch ワークフローのエディット画面

この場合、DSPチャンネルは20chで足りてしまいますが、必要に応じて残りの 4ch分を後から加えることもできます。

(Dolby Atomos 7.1.4 や Auro 3D 13.1など、様々なフォーマットに対応した ワークフローのテンプレートが予め本体にインストールされています。システム やプログラムに最適なワークフローを利用して設定を行うことができます。)

ワークフローの読み込み画面 【ワークフローの保存・読み込み】

m908は、ワークフロー(DSPチャンネルの割り当てや入出力のルーティング、 ディレイ、EQなどm908で設定可能な全てのセッティング)を本体内に自由に 保存したり読み込みを行うことができます。

例えば、今日はDolby Atomos 7.1.4のサラウンドフォーマットのプログラムで、 ワークフローのインポート画面 明日は別のプログラムでAuro 3D 13.1の全く異なるフォーマットや設定に変更 して作業を行うような場合には、それぞれのプログラムのフォーマットに合わ せて事前に設定し本体内に保存しておけば、ワークフロー・データを呼び出す だけで対応できます。

ワークフロー・データは本体内に複数保存でき、USBメモリーを使ってエクス ポートやインポートも行うこともできます。 出力系統

スピーカー・セットアップ画面 【スピーカー出力(CR1~CR3)】(P.47, 113)

• スピーカーシステムの選択は、3つのCR(コントロールルーム)スイッチで行 われます。選択されているスイッチは緑色に点灯します。 • それぞれのCR出力は、設定メニューでルーティングやベースマネジメント、 ディレイ、ルーム補正EQなど緻密なセットアップができます。(P.124)

ヘッドホン・ソースのセレクト 【ヘッドホン出力】(P.66)

• ワークフローの設定でヘッドホンアウトを有効にすると、24のDSPチャンネ ルから2チャンネル分が割り当てられます。(※ヘッドホンアウトを有効にす ると、CUE/CR EXT 出力の7, 8チャンネルは無効になります) • サラウンドソースをヘッドホンでモニターする場合、Left/Rightの信号、ま たはダウンミックスした信号を選ぶこともできます。(ヘッドホン用に独立 したダウンミキサーを持っています) • CUE回線の信号をヘッドホン出力に送ることもできます。

CUE出力のセットアップ画面 【CUE出力】(P.50, 132)

• 最大8系統のステレオCUE出力を構成でき、入出力を自由に割 り当てることができます。(※UNBAL、BAL、ADC1 1-2chの 入力、CR1、CR2、CR3の出力は、CUEには使用できません) • ソースの任意のチャンネルをCUE出力に割り当てることも、ダ ウンミックスしてCUE出力に送ることもできます。 • CUE回線の信号をm908本体のヘッドホンアウトに割り当てる トークバック – CUE フローチャート こともできます。

※ ワークフローでヘッドホンを無効にした場合、CUE/CR EXT出 力の7, 8chの信号がヘッドホンアウトにも送信されます。

~トークバック~(P.53, 141)

• 2系統のトークバックマイク(RCU内蔵、外部XLR)、外部ス イッチ用フォンジャック • トークバックマイクの信号はCUE系統へルーティングされます。 • スイッチ(トリガーソース)は、A/B/Cユーザースイッチ、GPIO 入力ピンにも割り当てることができます。 • 設定によって、例えばRCUのトークバックスイッチを全ての CUE出力へ、AのユーザースイッチにはのCUE1のみ、Bのユー ザースイッチにはCUE1 以外のCUE出力にトークバック信号を 送信することもできます。 • トークバック出力(XLR)も装備しトークバックマイク(RCU内蔵 または外部マイク)の信号を単独で出力できます。

メーターアウトのフローチャート

【メーターアウト】(P.58, 138)

• メーターアウトのセットアップ画面で、全ての入力と出力(全てのデジタル 出力と一部のアナログ出力※)の設定が可能(※アナログ出力はCUE/CR EXTの 8chのみ割り当てできます。CR1、CR2、CR3はメーター出力には使 用できません) • 入力ソースは16系統の特定のソースを選択することや、モニターしている ソースを常に出力させることもできます。 (ボリュームやEQ、ディレイ、ベースマネジメントなど各DSP処理 される前の信号、または処理後の信号も選択可能) 主要機能(システム、入力)

SOLO/MUTEのページの画面表示とページ切替 【SOLO/MUTE】(P.54, 120)

• RCUの9つのSOLO/MUTEスイッチ(3ページ、計24ch分)に、ユーザーが自 由にスピーカー出力のソロ/ミュートを割り当てることができます。 (グルーピングも可能) • SOLO/MUTEスイッチの点灯する色で状態の確認ができます。 (緑色:ソロ、赤色:ミュート) またディスプレイ上でスピーカーシステム全体のソロ/ミュートの状態も確 認できます。

SOLO/MUTEスイッチ ユーザースイッチの 【A/B/Cユーザースイッチ】(P.57, 136) セットアップ画面

• A, B, Cの3つのプッシュスイッチにユーザーが機能を割り当てることができ ます。(ダウンミックスON/OFF、ベースマネジメントON/OFF、トーク バック、GPIO、Cue in Mute)

A/B/Cユーザースイッチ

ワードクロックのフローチャート 【クロック】(P.67, 71, 147)

• SYSTEM CLOCKSOURCE:m908のシステム全体のクロック ソースをこの項目で設定します。外部のクロックジェネレー ター(独立したクロックソースやDAWなど)をマスタークロック にする場合は、ここで「Wordclock」を選択します。 • s-Lock PLL:入力されるワードクロックに超低ジッタでロッ クします。 システム・セットアップ画面 • CLOCK OVERRIDE:SYSTEM CLOCKSOURCEで設定した外 (システム・クロックソースの選択) 部のクロックソースに同期できないソースは、入力セットアッ プにあるCLOCK OVERRIDEの設定を入力ソースのクロックに 設定します。また、異なるサンプリング周波数のソースをサミ ングしてモニターしたい場合には、それぞれのソース の”CLOCK OVERRIDE”を「INTERNAL XX kHz」などサミング する各ソースのサンプリング周波数を揃えて設定します。 (P.33, 110)

GPIOダイアグラム 【GPIO】(P.150, 156)

• m908には、4つのGPIOピンがあり(入出力端子の一部を利用)、 このピンにロジックレベル(active low、active high)の入出力 を設定できるため、様々な機能にマッピングさせることができ ます。 • 回路基板上のジャンパを変更することで、3.3Vまたは5.0Vで動 作するようにプログラムすることができます。

入力ソースのセットアップ画面 (SYNC DELAY) 【リップシンク・ディレイ】(P.110)

• 入力ソースにリップシンク・ディレイ「SYNC DELAY」を加えることがで きます。 • 1.0ms 単位で最大 1000ms まで設定できます。 主要機能(出力)

ベースマネジメントのフローチャート

【ベースマネジメント】(P.47, 119)

• CR1~3のそれぞれのスピーカーにクロスオー バー周波数、HPFスロープ、LPFスロープを個別 に設定できます。 • サブウーファーはLRのステレオ、またはLRをサ ミングしたモノラルの出力ができます。LFE入力 チャンネルには、可変のLPFと0/+10dBのゲイン 設定が含まれています。 • A/B/Cユーザースイッチに、ベースマネジメント のON/OFFを割り当てることができます。

スピーカー・セットアップ画面 【タイムアライメント・ディレイ】(P.118) (タイムアライメント)

• タイムアライメント・キャリブレーションのためのディレイを 各スピーカーに個別に設定できます。 • 0.1ms単位で最大250msまで設定できます。

【ルーム補正EQ】(P.122) ルーム補正EQの設定画面

• CR1~3のそれぞれのスピーカーにルーム補正用のEQを施すこ とができます。 • 総数85バンド、1チャンネルあたり最大12バンドの補正が行え ます。 • ±12dBのブースト/カット、フィルターシェイプ (low pass,high pass,low shelf,high shelf,peak)、 Qレンジ (0.02~50) の設定が行えます。

【ダウンミックス】(P.59) ダウンミックス・テンプレート 7.1 > 5.1 5.1 to LCRS • 本体に2つのダウンミキサーが備わっており、サラウンドソー 7.1 > 5.1PLII(Pro Logic II) 5.1 to LCRS2 スをダウンミックスして出力できます。一つはCR出力、もう 7.1 to LCRS 5.1 to Lt/Rt 一つはヘッドホンやCUE OUTに割り当てられています。 7.1 to LCRS2 5.1 to Lt/Rt(Pro Logic II) • 複数のダウンミックステンプレートが本体に用意されています。 7.1 > Lr/Rt 5.1 to Lo/Ro • A/B/Cユーザースイッチにダウンミックス機能を割り当てるこ 7.1 > Lr/Rt PLII(Pro Logic II) LCRS to L/R とができます。 7.1 > Lo/Ro LCRS2 to L/R 便利な機能

SPLメーターの設定画面 ホーム画面(SPL表示) 【SPLメーター】(P.36, 146)

• 現在のSPLレベルとピーク時のSPLがフィルターモードと共に ディスプレイに表示されます。RCUに内蔵のトークバック兼用 のマイクで計測します。

【ヘッドホン・クロスフィード「X-FEED」】(P.43) ヘッドホン・クロスフィードのフロー

• ヘッドホン出力のクロスフィード回路を有効にすることで HRTF(頭部伝達関数)を再現し、ラウドスピーカーのリスニ ング環境の音響をシミュレートしヘッドホンでのリスニングの 疲労を軽減します。 • レコーディング/エディット/ミックスといったプロセスのシビ アなモニタリングに対して、このX-FEEDはニュートラルな特 性を発揮することを実感できるでしょう。

入力サミングモードの状態 (選択したソースは緑色に表示) 【入力サミング】(P.38)

• 3つまでの入力ソースをサミングしてモニターできます。(※入力ソースのサ ンプルレートやシンクディレイが同一でない場合はサミングできません)

A/B/Cユーザースイッチの設定画面 (MODEでCUE in muteを選択) 【CUE in mute】(P.137)

• CUEパスの何れかの入力をミュートする機能をA/B/Cユーザースイッチに割 り当てることができます。 • CUE出力はミュートされないため、トークバック信号、またMON/CUE (CRスピーカーでモニターしているソースを常にCUEに送る機能)は引き 続き機能します。主にSLS用としてお使いいただけます。

【デュアル・リダンタント式 パワーサプライ】(P.21) PSU(外部パワーサプライ・ユニット)

• m908のパワーサプライユニット(A140)は、並列で動作する2 つの電源モジュールを採用しています。 • 一方の電源モジュールに問題が発生した場合でも、もう一方の モジュールはシステムに電源を供給し続けます。

【日本語マニュアル】 https://umbrella-company.jp/manuals/grace-design_m908_manual.pdf このガイドの各項に日本語マニュアル(Revision K)の解説ページが記載されています。 <製品に関するお問い合わせ> 株式会社アンブレラカンパニー TEL: 042-519-6855 Email: [email protected]

㈱アンブレラカンパニー n2h 2ch On(2ch) 1系統(2ch) L, C, R, C SUB, LF1T,SUB, C R, C, L, RBT,(計12ch) RT LB, RF1T, LMS, RMS, LBT, LMS,RF1T,RMS, oetr C i AlEaldEtMcAlEald-- - Enabled All ExtMic Enabled All Mic RCU Momentary d 1d ialdFlo akakSekr edhn 1d nbe -10dB Enabled LevelDim Cue -10dB Headphone + Speakers Dim Cue Level Dim Monitor Talkback Follow Mode Dim Monitor Disabled TalkbackOutput +48V Mic EXT +11dB Assign SwitchCue ABC Assign MicSwitch ABC Gain Mic EXT Assign Ext Switch Cue Switch ExtAssign Mic Assign Switch Cue MicGain RCU RCU 0dB Assign SwitchMic RCU ActivationMode RCU 0. D278CEC X U/RET8 EXT CUE/CR 7 EXT CUE/CR OutputRch 1 Cue OutputR 1 Cue 8 -3.0dB OutputLch 1 Cue L 1Output Cue -3.0dB 7 ch R Source 1 Cue L/R to Surround ch SourceL 1 Cue 7.1>LoRo ADC2 L/R Centerto Mode D.MiX Phones/Cue Source 1 Cue Mode ExclusiveOutput Disable Level 1-4 Cue 100.0 mon>cue 1 Cue Downmix tnadSadr . 0. 008. yasd0.0dB 0.0 Bypassed 80.0 80.0 100.0 80.0 Center 100.0 Gain Input LFE Level HPPower-up PresetLevel Headphone Freq. LPF Input LFE 0.0dB Level Limit H.phone 0.0 Level SPPower-up SpeakerPresetLevel Balance Headphone Downmix SpeakerLevel Limit Gain Headphone Standard Level SpeakerRef Mode Speaker Level Disp Source Headphone Bypassed Mode LevelControl Equalization Room Standard Management Bass Bypassed ih1 i ialdDsbe ialdDsbe hp2sec dhcp Disable mode meterover-hold Pre Monitor Follow Disabled mode tcp/ip adat Disabled Mode GPIO 4 Mode GPIO 3 MeterOutput Toslink Routing Disabled MeterOutput Source 22 GPIOMode Mode Optical Input Clock System Mode 1 OpticalInput Disabled 1 GPIOMode Output Clock 75Ω min 10 Dim Display Termination Clock Clocksource System Wordclock Backlight High e e e oNo RAVENNA No DIGILINK Yes DANTE Talkback ADC2 Headphones Yes ADC1 Cues Yes SpeakerChannels ↓ ↓ ↓ ↓ SETUP SETUP SETUP SETUP オプションカード MON>CUE TALKBACK 【System】 【Monitor】 【Cue Out】 【Cue MUTE⾧押し 【Talkback】 SETUP⾧押し 【Workflow】 Volume⾧押し 【Hardware】 Workflow Name Workflow 7.1.4_ADC2DA : Name GRACE design m908 (ADCオプションモジュール x 2枚、Dante オプションカード付) 2枚、Dante x (ADCオプションモジュール m908 design GRACE ワークフローサンプル DSPチャンネル:18ch使用 (Speaker: 12ch、CUE: 1系統<2ch>、Talkback: 2ch、Headphone 2ch)※DSPチャンネルの残り6chは未使用 2ch、Headphone 1系統<2ch>、Talkback: 12ch、CUE: (Speaker: DSPチャンネル:18ch使用 BLF AKL B- - - - LB RB LS RS TOP 1 LEFTBACK - 1TOP BACK RIGHT - LS LB RS RB MIDSURR. LEFT SURR. MID RIGHT BACK LEFT BACK RIGHT LS RS LB RB ETRC-C- - - - C L SUB FRONT LEFT TOP 1 R - FRONTTOP RIGHT 1 - L 7 6 8 C R SpeakerChannel ButtonPage3 Solo/Mute SUB LEFT AES1 CENTER AES1 AES1 RIGHT SpeakerChannel ButtonPage2 Solo/Mute SURR. MIDRIGHT SUB CENTER LEFTBACK BACK RIGHT SpeakerChannel Page1 Solo/MuteButton L C R SUB ETAS ETFOT1TPAS 1 3 2 -3.0dB 4 AES2 AES2 FRONT LEFT TOP 1 AES2 -3.0dB FRONT RIGHT TOP 1 TOP 1 LEFTBACK AES2 Channel 1TOP BACK RIGHT 7.1>Lo/Ro OutputConnector 1 Output DSP Follow 3 2 Downmix 4 AES1 Channel 5 AES1 AES1 OutputConnector C AES1 DSPOutput Follow LEFT AES1 CENTER RIGHT SUB CENTER SURR. LEFTMID asMngmn - - (LFEChannel) Left/Right to Surround - - Right / Left Centerto Mode H.phones + Speakers Mode Downmix Output - - L/R to Management Bass Mode Mute Input 1 Cue Offset 0.0dB Name A B fstOtu Mode H.phones + Speakers Mode Headphones + Speakers Output toL/R Headphones + Speakers Level -10.0dB Offset -6.0dB ee itrPa oeResponse Slow PeakMode Hold Filter C-weight Meter Enabled Mode ↓ ↓ ↓ DIM ⾧押し MUTE A, B, C B, A, MONO SETUP SETUP SETUP 【L-R】 【SPL】 【DIM】 【ABC】 SETUP↓ SETUP↓ SETUP↓ SETUP↓ SETUP↓ 【MUTE】 【MONO】 MUTE⾧押し LB/RB⾧押し MONO⾧押し SOLO/MUTE Pageの変更は (Systemページ内) MON>CUE⾧押 【SOLO/MUTE】 【Meter Output】 【Meter ------0.0dB 0.0dB dante 0.00ms 0.00ms dante-1 dante-3 dante-2 dante-4 dante-5 dante-6 dante-7 dante-8 dante-9 disabled disabled disabled INPUT8 dante-10 dante-11 dante-12 INPUT16 以下に記載 以下に記載 7.1.4 DANTE ㈱アンブレラカンパニー ------0.0dB 0.0dB adc1-1 adc1-3 adc1-2 adc1-4 adc1-5 adc1-6 adc1-7 adc1-8 adc2-1 adc2-2 adc2-3 adc2-4 0.00ms 0.00ms disabled disabled disabled INPUT7 7.1.4 ADC INPUT15 以下に記載 以下に記載 internal 48kHz internal ------usb 0.0dB 0.0dB usb-1 usb-3 usb-2 usb-4 usb-5 usb-6 usb-7 usb-8 usb-9 usb-10 usb-11 usb-12 0.00ms 0.00ms disabled disabled disabled INPUT6 7.1.4 USB INPUT14 以下に記載 以下に記載 ------0.0dB 0.0dB aes1-1 aes1-3 aes1-2 aes1-4 aes1-5 aes1-6 aes1-7 aes1-8 aes2-1 aes2-2 aes2-3 aes2-4 0.00ms 0.00ms disabled disabled disabled disabled INPUT5 7.1.4 AES INPUT13 以下に記載 以下に記載 ------CUE1 0.0dB 0.0dB adc2-7 adc2-8 0.00ms 0.00ms disabled disabled INPUT4 unbal1-1 unbal1-2 INPUT12 以下に記載 以下に記載 ST ST ADC UBAL internal 48kHz internal internal 48kHz internal ------usb 0.0dB 0.0dB usb-1 usb-2 bal1-1 bal1-2 0.00ms 0.00ms ST ST USB disabled disabled INPUT3 INPUT11 以下に記載 以下に記載 ST ST ADC BAL internal 48kHz internal ------spdif adat2 0.0dB 0.0dB spdif-1 spdif-2 0.00ms 0.00ms adat2-7 adat2-8 adat2-1 adat2-3 adat2-2 adat2-4 adat2-5 adat2-6 disabled disabled INPUT2 7.1 ADAT ST ST SPDIF INPUT10 以下に記載 以下に記載 ------aes4 0.0dB 0.0dB aes4-1 aes4-2 0.00ms 0.00ms ST ST AES ST ST TOS toslink1 disabled disabled INPUT9 INPUT1 toslink-1 toslink-2 以下に記載 以下に記載 LFE LFE LEFT LEFT RIGHT RIGHT CENTER CENTER sync delay sync sync delay sync demphasis demphasis level offset level level offset level input name input input name input LEFT LEFT BACK LEFT LEFT BACK RIGHT BACK RIGHT BACK clock override clock clock override clock channel setup channel channel setup channel LEFT BACK 1 LEFT TOP BACK LEFT BACK 1 LEFT TOP BACK RIGHT BACK TOP 1 RIGHT BACK TOP 1 LEFT LEFT FRONT TOP 1 LEFT LEFT FRONT TOP 1 LEFT MIDDLE LEFT SURRMIDDLE LEFT MIDDLE LEFT SURRMIDDLE RIGHT FRONT 1 TOP RIGHT FRONT 1 TOP RIGHT MIDDLE SURR RIGHT MIDDLE SURR GRACE design m908 (ADCオプションモジュール x 2枚、Dante オプションカード付) 2枚、Dante x (ADCオプションモジュール m908 design GRACE ワークフローサンプル ㈱アンブレラカンパニー ialddsbe ialddsbe ialddisabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled ialddsbe ialddsbe ialddsbe ialddsbe disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled disabled 2 cr3 disabled disabled ------. 0.0dB 5.1 ETRIGHT LEFT LEFT CENTER RIGHT CENTER SUB L. MID. SURR R. MID.SURR R. MID.SURR L. SUB CENTER RIGHT CENTER LEFT LEFT CENTER RIGHT CENTER SUB L. MID. SURR R. MID. SURR LEFT BACK RIGHT BACK L.FRONT1 TOP R.FRONT1 TOP L.BACK1 TOP R.BACK1 TOP R.BACK1 TOP L.BACK1 R.FRONT1TOP L.FRONT1TOP RIGHTBACK BACK LEFT MID.SURR R. MID.SURR L. SUB CENTER RIGHT CENTER LEFT .. 0.0dB 7.1.4 .0s0.00ms 0.00ms .0s00m .0s00m .0s0.00ms 0.00ms 0.00ms 0.00ms 0.00ms 0.00ms .0s00m .0s00m .0s00m .0s00m .0s00m .0s0.00ms 0.00ms 0.00ms 0.00ms 0.00ms 0.00ms 0.00ms 0.00ms 0.00ms 0.00ms 0.00ms 0.00ms TRO0.0dB STEREO pae aeleveloffset name speaker pae aeleveloffset name speaker pae aeleveloffset name speaker (bypass) (bypass) (bypass) (bypass) (bypass) (bypass) (bypass) (bypass) (bypass) (bypass) (bypass) (bypass) delay delay delay uptcr3 output uptc2c2c2c2c2cr2 cr2 cr2 cr2 cr2 cr2 output output cr1 cr1 cr1 cr1 cr1 cr1 cr1 cr1 cue/cr ext. cue/cr ext. cue/cr ext. cue/cr cue/cr ext. cue/cr ext. cue/cr ext. cue/cr ext. cr1 cr1 cr1 cr1 cr1 cr1 cr1 cr1 output hne 1 channel hne 6 5 4 2 3 1 channel hne 4 3 2 1 8 7 6 5 4 2 3 1 channel CR3 CR2 CR1 ee fst00B0.0dB 0.0dB offset level ee fst00B00B00B00B00B0.0dB 0.0dB 0.0dB 0.0dB 0.0dB 0.0dB offset level ee fst00B00B00B00B00B00B00B00B00B00B00B0.0dB 0.0dB 0.0dB 0.0dB 0.0dB 0.0dB 0.0dB 0.0dB 0.0dB 0.0dB 0.0dB 0.0dB offset level room eq room room eq room room eq room slope lpf slope slope lpf slope slope lpf slope slope hpf slope slope hpf slope slope hpf slope crossover crossover crossover GRACE design m908 (ADCオプションモジュール x 2枚、Dante オプションカード付) 2枚、Dante x (ADCオプションモジュール m908 design GRACE ワークフローサンプル